D-51 - NO MORE CRY[ごくせん[第2シリーズ] DR-TM][2005]
2005年2月2日発売。3枚目のシングル。
最高位2位 登場週28週
2005年度年間13位[約40万枚]
D-51の最大ヒットにして、一般的には
この曲しか知られていない。
アニメファンに
[BRAND NEW WORLD][ONEPIECE TV-OP6][2006]
が知られているかどうか。
[最高位15位 登場週数11週とD-51第2ヒット]
デビューに当たり、メジャーレーベル17社が
競合したことにまず驚いています。
結果論にはなりますが、さしたるヒットを飛ばせなかったD-51に、
ここまでレコード会社の熱視線が送られていたことは、
とても意外にとしか感じられません。
メジャーデビュー曲こそ最高位14位と、
ブレイク前の足がかりが出てきたと感じた途端、
次シングルで最高位40位と、
一気に雲行きが怪しくなります。
そのままフェイドアウトも十分にあり得る、
非常に危険な傾向にあったと思います。
その中での、起死回生の一発が[NO MORE CRY]。
[ごくせん]のタイアップがどれだけ強烈だったか。
この曲の大ヒットが、何よりの証明です。
レコード会社は注目していても、
一般大衆ではほぼ無名だったD-51に、
2005年を代表する曲を飛ばさせたのですから、
文句なしの大人気ドラマだったと言うしかありません。
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[NO MORE CRY]で知名度を上げたD-51は、
2作連続のトップ30入り、そして、
前述の[BRAND NEW WORLD]でのトップ20入り、
小さい歩みながら、地盤を作っていったように見えました。
しかし、[BRAND NEW WORLD]が最後の花火で、
2006年末のシングルから、良くてトップ100ギリギリ、
多くがトップ100圏外で、最低は172位と、
D-51と言うミュージシャンは見る影もなくなりいます。
アルバムにいたっては、2010年の作品が、
最高位297位と、もう何も言うことはありません。
そして、2011年以降、シングルCDは出ていません。
アルバムもコンセプトアルバムが多く、
オリジナルアルバムは出ても、ミニアルバムが2作となっています。
ヒット曲を全く出せないミュージシャンがほとんどの中、
1曲でもメガヒットが出たんだから良かったんじゃないですか。
こういう言葉がかけられる典型のミュージシャンでしょう。
私も、D-51については[NO MORE CRY][BRAD NEW WORLD]しか知りません。
誰しもが、ほぼほぼ同じということです。