黒夢 - Miss MOONLIGHT[1995] | Music Hit Chart Analysis

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黒夢 - Miss MOONLIGHT[1995]

 

 

1995年4月26日発売。4枚目のシングル。最高位12位。

清春が最初に立ち上げたのが、ロックバンド:黒夢

[メジャーデビュー後、メンバーが脱退しているため、ロックユニットとなっている]

MVを見てもらった通り、V系の一角をなしていました。

楽曲は非常にポップで、メロディもドラマティックな展開し、

V系らしい、耽美と退廃の表現が、上手くなされています。

この時期の、清春のセンスは、非常に澄んでいて、

ひとつひとつに、綺麗さを感じされ、強い光を放っていました。

 

[Miss MOONLIGHT]は、その最たるもので、

歌詞で舞台となっている場面の神秘性であったり、

メロと清春のヴォーカルから感じる切望、

それらの要素をまとめ上げる、耳に残るバンドサウンド。

私の好みを、見事に網羅しています。

 

黒夢のヒットの特徴として、

シングルのヒットよりも、アルバムのヒットのほうが

遥かに数値が大きいことが言えます。

収録されているシングルが、トップ10周辺のものが多いなか、

アルバムではトップ3入り、

そして[Miss MOONLIGHT]を収録している[feminism]は

アルバムチャート首位を獲得するなど、

デビューから、着々と人気と力をつけています。

 

 

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そして、この黒夢のヒットには

音楽プロデューサー:佐久間正英の姿がありました。

ロックミュージシャンでヒットを飛ばしている人の多くには

何かしらの形で、佐久間正英の姿が絡んでいます。

この事実は、佐久間正英の音楽のセンスもそうですが、

商業的な戦略のうまさを示すものと言えます。

 

1990年代ロックのヒットシーンは、

まさに佐久間正英によって作られたと言っても過言ではないです。

黒夢についても、ここでもおまえか、と思っていました。

本当に、どこにでもいるな、という印象です。