テレビアニメ[ONE PIECE]主題歌について書いていきましょう。
ONE PIECEの主題歌は、ビーイングのコナン同様、
エイベックの持ち回りの傾向にあります。
よって、上記のユニバーサル所属のドリカムが担当するのは珍しいことです。
ONE PIECEは、2006年に現在の枠に移ってからはエンディングがありません。
もとはゴールデンタイムのアニメでしたが、
テレビ東京系以外は、アニメをゴールデンから撤退させていきます。
おそらく、30分という枠の関係でしょう。
スポンサーとしては、ゴールデンで30分という枠は使いづらいと
聞いたことがあります。
だからと言って、同じアニメで1時間枠をとるのは厳しいこともあり
大人の事情による、アニメがゴールデン枠がいなくなり傾向が
2000年代後半から急加速し、深夜アニメの拡大と合わせて
アニメの在り方が、完全に変わってしまった、と言えるでしょう。
ちなみに。
ビーイングもちまわりの名探偵コナンも、2009年に撤退させています。
ONE PIECEはテレビシリーズだけで、OPが24曲、EDが18曲あります。
ゴールデンタイムでやっていた時期でのOPは7曲です。
ゴールデンタイム撤退時のOPが
ウィーアーのキャスト歌唱ヴァージョンだったことが、
何とも意味深な気がしてなりません。
さて。
アニメと言えば、タイアップの側面もあります。
ONE PIECEは、ビッグタイトルなので、タイアップの効果も出ようものですが、
得てして、キッズよりも作品は、主題歌の売上に寄与してくれないのが、
現状としてあります。
その中で、ONE PIECEのタイアップで、ヒットレベルが引き上げられたものを
いくつか挙げておきます。
OP4:Bon-Bon BLANCO - Bon Boyage![2004]
OP13:The Roostless - One Day[2010]
数多くの主題歌がある中、タイアップの効果が認められたのは、
上位機の5曲のみです。
そして、大抵の人は[ウィーアー!]しか知らないのが現状。
上にあげた5曲すら、ろくすぽ知られていない可能性すらあります。
人気トップランカーである作品にしては、
主題歌の認知度は圧倒的に低いです。
よって、私としては、ONE PIECEという作品の人気に対して
実感がありません。
[鬼滅の刃]や[呪術廻戦]、[東京リベンジャーズ]と言った
チャート最上位に居続ける楽曲が出てば、話は別なのですが。