2002年のアニメソングをひと通り見てきた中で、
2000年代でシリーズがいくつか出ていたものがあったので、
まとめておきましょう。
[.hack]シリーズは、2000年代では、
テレビシリーズ、OVAシリーズで、計4シリーズあり、
それぞれの曲が、同年の代表曲として扱えます。
まずは[.hack//SIGN]から。
See-Saw - obsession[.hack//SIGN TV-OP][2002]
この作品はゲーム内が舞台になっているのはそうだけど、
.hackシリーズのゲームは同時期に発表されていたかがわからないです。
ゲーム自体が存在する上で、
このアニメがあるのだとは思いますが。
何気に、この曲でSee-Sawが再始動してるのです。
今の梶浦由記の大車輪の活躍を見ると、感慨深いです。
いまの鬼滅の刃の曲を聴いている人については
様々な梶浦由記の曲を聴いてほしいな、と思います。
FictionJunction・Kalafina・千葉紗子。
色々と手掛けています。
とりま、Kalafinaは聴いてほしいです。
See-Sawのヒットにおいて[obsession]が基礎に入ると思っています。
ヒットこそ、次のシングル[あんなに一緒だったのに]に譲っていますが、
See-Sawの再始動曲として、この曲の価値は強調しておきたいです。
万人に耳にしてほしい名曲と言えます。
See-Saw - 君がいた物語[.hack//Liminality VD-OP3][2003]
[あんなに一緒だったのに]が大ヒットしているだけに、
次のシングルとなったこの曲の影の薄さたるやありません。
ただトップ20入りはしていたはずです。
wikiにもオリコンにもデータが残っていないので何とも言えませんが、
OVAの主題歌でそれだけの数字が出せたのは凄いと思います。
確か、この曲が発売された時期に
[.hack//黄昏の腕輪伝説]というテレビアニメが放送されていたはずです。
[君がいた物語]のカップリングがこのアニメのEDだったと思います。
OVAの方がテレビシリーズよりも優先され、A面になるのは凄いです。
この曲は隠れた名曲になっていると思います。
これもまた、.hackの楽曲では非常に優秀です。
私個人としては、[.hack]のアニメシリーズ内では、
最大のヒット曲だと思っています。
売上ではなく、記憶に残されているという意味です。
FictionJunction YUUKA - Silly-Go-Round[.hack//Roots TV-OP][2006]
これは、2006年のアニメソングを代表の一角だと考えて良いでしょう。
涼宮ハルヒの憂鬱から始まる、深夜アニメ作品のブレイク。
この曲もまた、その躍進を引張る役割を果たしたと思います。
.hack//のテレビシリーズなら、.hack//SIGNよりもこちらでしょう。
ヒットのレベルもこちらのほうが高く出ています。
梶浦由記×南里侑香では
この曲の前に機動戦士ガンダムSEED及びDESTINYで
アニソン史に残るかと言われるくらいのヒットが出ているため、
このユニットとしては最上位のヒットとなってはいないです。
ただ、.hack//シリーズの主題歌の話をするときなら
この曲を外すことは間違いなく出来ません。
それくらいの大ヒット曲である、と言っておきます。
.hack//のゲームが今でも出ているなんて。
今挙げた曲が2002～2006なのですから、長い長い歴史があるのですね。
ゲームに馴染みのない私は、この時期で記憶が止まっております。