M.H - THIS ILLUSION[Fate/stay night GM-OP][2004]
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2004年1月30日発売。M.H名義のシングルはこの1枚のみ。
チャートデータなし
LiSAのヴァージョンよりも非常にキーが高いです。
原曲のキーは中々だせないのでしょう。
PCゲームで主題歌シングルが切られることは非常に稀。
ただ、シングルを切っても問題ないと思われるくらいには
このゲームは、非常に高い売上を出しています。
PCゲームでは、10万本を売ればメガヒットと言われる中、
20万本を売り上げる、異次元の記録を残しています。
[Fate/stay night]を送り出したゲームレーベル[TYPE-MOON]は
同人サークル時代に送り出した[月姫]が
大きな反響を呼んでいました。
そのことから、もともと、
このゲームに対してPCゲームファンの期待値は高く、
更に、その期待を上回る、とんでもない作品を送り出したため、
[TYPE-MOON]のブランドは一気にトップに駆け上がりました。
このブランド力の向上により、シナリオ担当の奈須きのこは
[月姫][Fate/stay night]の他にも、
数多くの作品[小説や漫画原作]を送り出し、
一連の世界観を作り出していくことになります。
今のFateシリーズの大展開は、
原作のゲーム[Fate/stay night]の完成度の高さが呼んだものです。
原作中の表現を、ようやく映像化出来る技術が揃い、
Ufotableの技術力が、より一層[Fate]の魅力を引き出しています。
[Fate/stay night]の前日譚[Fate/Zero]の盛り上がりには、
ufotableの映像技術が大きく関わっています。
あの映像なくして、現在のFateシリーズはありません。
原作ゲームは、いまならスマートフォン版が出ているので、
もし興味があれば、スマートフォンでプレイしてみて下さい。
なんで、Fateがこんなに人気なのか、理由がわかると思います。
2004年、初出時に私はやっていますが、驚愕しました。
全く思いもよらない話の進み方、キャラの設定、
表現の一つ一つの面白さ。凄まじい作品です。
ただ。
2004年のゲームプレイ時に、今のような大展開、
[Fate]というトップブランドが出来上がるとは、
全く予想だにしませんでした。
素晴らしい作品とは言え、所詮はただのPCゲーム。
他メディアへの広がりなど、考えられませんでした。
そう思うと、非常に感慨深いものがあります。