去年、今年と[ひぐらしのなく頃に]の新作が放送されていたな。
スマートフォンゲームのサービス開始がされたかどうかとか
まだまだ話題を振りまいてくれているようだ。
いかんせん、ひぐらしについては、ゲームがたくさん出すぎてる。
パチのすっごい見かける。地元のパチのひぐらしののぼりやらなにやらをみると
すげえ、ひぐらしの存在感が凄いな、と驚くばかり。
ゲームにおける大展開で、
いったい何が何だかさっぱりわからなくなっているのが現状だ。
OVAシリーズについても、何やらいくつも目にした覚えもある。
実写化という黒歴史もあったかな、そういえば。
しかし思うんだ。
ゲームやらOVAやらの主題歌の売り上げがかなり悪いことを。
これは、これらに触れている人が少ないことの証なんじゃないかと。
ひぐらしというコンテンツ自体は非常に大きいものなのに、
なんで、各々の作品の主題歌は数字を出せないのか。不思議でしょうがない。
そこで、今回のテレビシリーズの主題歌の話に入る。
[ひぐらしのなく頃に][奈落の花]は2006年、2007年のアニメソングを代表するほど
高いセールスを上げている。
[ひぐらしのなく頃に]は最高位18位とトップ20入り、
2006年当時でトップ20入りなんてこれだけでもすさまじい成績なのに、
登場週数は何と26!半年以上もランクインしている。
2006年と言ったら[涼宮ハルヒの憂鬱]がアニメ界を席巻したが
時点に入るくらいのメガヒットといえる。
売上でいえば、堀江由衣関連の[いぬかみっ!][乙女はお姉さま[ボク]に恋してる]や
コードギアスも強かったが、それにも全く引けを取らない。むしろ勝っている。
[奈落の花]もトップ10に肉薄[最高位12位]し
初動記録で1.8万枚の高セールスをたたき出していて、
ひぐらしのなく頃にの盛り上がりを引き続き示す曲となった。
登場週数も15と、こちらも当時のアニメソングの中ではトップクラス。
水樹奈々の同年の[魔法少女リリカルなのはStrikerS]に匹敵する週数。
絶頂期へ驀進する水樹奈々と互角だった時点ですごいというしかない。
これだけ盛り上がった2006,2007のひぐらしが
あっという間に力を失っていたことを考えると、
ほぼほぼひぐらしを知っている人は
このテレビシリーズしか知らない、ということになる。
直近のひぐらしの主題歌もパッとしなかったことから
2006,2007時の視聴者を取り戻せなかったことを示している。
ひさびさのひぐらしのアニメ化に期待したものの、
全く盛り上がらなかった。残念。