misono - 二人三脚[テイルズオブシンフォニア-ラタトスクの騎士- GM-OP][2008]
2008年6月25日発売。10枚目のシングル。
最高位10位。登場週数10週。
デジタルダウンロード:ゴール認定[10万ダウンロード]
2003年発売[テイルズオブシンフォニア]の続編となる作品。
[テイルズオブシンフォニア]では
day after tomorrow[Starry Heaveans]にて、
2003年度年間41位[CDプラチナ認定[25万枚]を記録し、
テイルズシリーズ主題歌の中でも、指折りのヒットとなっています。
続編となる[ラタトスクの騎士]の主題歌を、
misonoが担当するのは、day after tomorrowでのヒットを受ければ、
順当だと言えるでしょう。
ソロデビュー曲[VS]が、初動4位を記録し、
順調な滑り出しをしたmisonoでしたが、
2作目[個人授業]が15位、
4作目[ラブリーキャッツアイ]が14位のみトップ20入りで、
トップ30からトップ50の間を上下するようになります。
[二人三脚]の前作である[夢幻期間]も最高位32位を低迷しています。
その中にあって、[二人三脚]は
デビューシングル以来のトップ10入り、
更には、デジタルダウンロードゴールド認定されています。
この数値から[二人三脚]が、misonoの代表曲であり、
[テイルズオブシンフォニア]とmisonoの相性の良さ、
繋がりをよく示していると思います。
[二人三脚]は、[Starry Heavens]同様に、
テイルズシリーズの代表的なヒット曲だと言えます。
売上の面でも、ゴールド認定を受けている曲もそうありません。
misono自体の当時の人気と[二人三脚]のヒットの落差も
[二人三脚]の特殊性を示しています。
[Starry Heavens]が、デジタルサウンドだったのに対して、
[二人三脚]は、ハードロックになっており、
misonoが、2006年から2008年の間で、
音楽性を変えてきたことをよく示しています。
音が重くなったことにより、misonoのヴォーカルが映え、
力強さを感じる曲になっています。
私は、この曲が単純に好きだったりします。
歌詞の表現から、とてもせつなさ、悲しさを感じていることが
十二分に伝わってきます。良い言葉を選んでいると思います。
その言葉に合わせて乗っているメロディが
歌詞への理解をより強めて、音が感情のブレを表しているようで、
すべての要素が、非常によく絡んでいると思います。