7月24日発売作品を見てみると
[ミリオンセラーのオンパレード]です。
発売曲の情報数もかなり多いです。
主だった作品がここまでかたまる日も
あまりないように思います。
そのなかで。
[これは大ヒットを送り出していた人でも
売れない曲はあったんだ]的な作品を
選りすぐってみたいと思います。
まずは・・。[冬の女王]は、
やはり[夏が弱点]だとわかったこの曲。
[[ゲッダン]というフレーズで何故か有名]の間に
発表された[夏のシングル]。
挟んだ両者は
オリコン年間トップ100入りを果たして、
[まだまだ、冬の女王健在]を示しました。
そんな[ヒットさせる力のある広瀬香美]
にもかかわらず、この曲は最高位34位。
ドラマタイアップもついており、
十分に成績を挙げる条件は揃っていました。
それで、これだけの大差がついてしまうのは
[大衆は[広瀬香美は冬にしか出てこない]]という
先入観があるかのように見えてきます。
広瀬香美らしい
恋に前向きな女性をポップに表現している
良曲に僕には映るのですが、どうでしょうか。
次は、女優としての活躍も目覚ましい
この人のデビュー曲。
この曲がきっかけで[大ヒットした映画主題歌]を
歌うことになります。
柴咲コウ - Trust my feelings[2002]
女優としての活動が軌道に乗って
躍進を続けていた時期に歌手デビューをしました。
聴いてもらった通り、以降の作品と戦わせても
十分に渡り合えるレベルの作品です。
柴咲コウの歌唱の良さも十分に引き出されており、
かなり面白い曲に仕上がっていると思います。
しかしながら。
発売されたという情報自体が回らなかったのでしょう。
最高位は50位と、なかなかに厳しいことになっています。
柴咲コウが、多くのヒット曲を持っていることを思えば、
知られないことは恐ろしいことと、思わざるを得ません。
この曲はヒットしませんでしたが、
この曲を耳にした映画プロデューサーが
[この歌声、イメージにぴったりだ]と
この曲の歌唱を依頼します。それが。。。。
月のしずく[2003]
映画[黄泉がえり]の主題歌[挿入歌]として、
柴咲コウ本人が劇中に登場して歌唱した曲。
あまりに有名ですね。
オリコン首位、2003年度第5位。
2003年音楽業界のトップクラスの話題となりました。
2003年中には60万枚クラスだったものが、
ロングランヒットにより、
最終的には80万枚以上を売り上げました。
CD不況の中、この曲の爆発的ヒットにより
歌手[柴咲コウ]の認知は大いに広まり、
以降、ヒットを連発することになります。