所詮、テレビ側も、視聴者側も自分の都合でしか物を言っていない | 棚卸し

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このブログは私の人生を振り返るものです。
あくまで、自分の整理をつけるもののため、
コメントを一切受け付けません。
悪意のコメントなど見たくありませんので。

人の不幸な人生を見たい方、いらっしゃい。
そして、心から嘲笑えばよいでしょう。

以前、「チコちゃんに叱られる」にて
スタッフを下品な関西弁で怒鳴りつけ、
泣かせたマナー講師の様子が放送されたことがあった。
そのことで、激しく怒りをぶつけていた
マナー講師に対して、視聴者からは
「不快」「パワハラ」「マナー学ぶ前に人間性学べ」
など、非難の声が上がったという事件がありました。
皆さんは、覚えていますでしょうか。
これに対して、YouTuberが反論、というトピックを見かけたので、
改めて、記事に起こしてみようと思います。

今回のYouTuberを含めて、
怒鳴りつけたマナー講師を擁護する意見を
多くあげていた人たちがいました。
そして、その人達の言い分を読んで思ったのは
「所詮、あなた方の都合で物を言ってますよね」
であり、視聴者への非難についても
「あなた方が自分の都合で物を言うなら、
 視聴者は、視聴者の津堂で物を言います。」
つまり、お互い様だ、という事です。

 

怒鳴りつけたマナー講師の擁護に使われていたのは
テレビというものはこういうもの、と言う論理です。
例えば、収録されたあとの編集次第で、
強調される物事が変わって、印象は反転してしまう。
マナー講師は、怒鳴りつけるなど、酷い部分だけを映されていて、
本人の人格とはかけ離れているものが強調されていて、
視聴者は、その一部分だけを見て避難をしている。
よって、視聴者が言っていることは不当である。

 

なるほど。
確かに、一部分だけを見たのでは、人間は測れない。
道理です。この点は同意しておきます。
しかし、ここで視聴者側から言えば、
「そもそも、意図的にそう見せたのはそちらさんの都合では?
 ああ編集したほうが、視聴率が稼げて、好評を得られる。
 そう判断したからですよね。」


加えて、
「視聴者にとって、見えるものが全てなんですよ。
 その平林とかいうマナー講師の本質なんてどうでもいいんですよ。
 見ていて不快だったから、不快だって言葉を言ったまで。
 他の部分は確かに見えないけど、平林という人間には
 粗暴な部分があるのは確か。」

 

 

 

 

 


視聴者がタレントの人格や、テレビ番組の在り方まで
なぜ配慮しなければならないのでしょう。
視聴者は楽しむためにテレビを見るのです。
不快にさせられたら、怒りたくもなります。
普段の「チコちゃんに叱られる」ではあり得なかったことをされたのです。
毎回「チコちゃんに叱られる」を楽しみにしている人には
まさに不意打ちなのです。
そもそも、コンセプトの違うことをしているのですから、
視聴者が感じる不快や怒りは、大きくのなるのは当たり前です。

というわけで。
マナー講師を擁護している、YouTuberなどのタレント側と
あんなものを見せられて不快だと非難をする視聴者側。
お互いがお互いの都合で物事を言っている。どっちもどっちです。
ただ、立場としては、視聴者を確保したいテレビ側のほうが
立場が弱いはずです。客に引かれたら、最悪打ち切りですからね。
NHKは、スポンサーがいないから、その点は強いかもしれませんが、
NHKはNHKで、様々な問題を論われていますし、
油断をしていると、足元をすくわれますよ。気をつけてください。