Do As Infinity - TAO[テイルズオブレジェンディア GM-OP][2005]
2005年7月27日発売。20枚目のシングル。最高位11位。
Do As Infinity[第1期]が最後に発表したシングル。
Do As Infinityは2005年9月29日に一度解散しており、
2009年のシングル[∞1]まで、3年程度の空白期間が存在します。
2001年のシングル[深い森]あたりから
確固たる人気を獲得してきたDo As Infinity。
[深い森]を収録したアルバムは、50万枚。
同年に出されたベストアルバム[Do The Best]では
出荷ベースでミリオンセラーとなり、
エイベックスの勢力の一翼を担う存在になりました。
その後も、順調にヒットを重ねていったものの、
一度解散となった2005年に、大ブレーキが掛かり、
[TAO]は[深い森]以降、最低の売上となります。
結果として、[TAO]が一旦のラストシングルになったことと、
このシングルが解散時に出たベストアルバムのみに収録となったことで、
影の薄い楽曲となっています。
[TAO]は道の意味です。
解散に向けて、メンバーがそれぞれの道を歩いていく。
希望ある別れである、とこの曲は歌っています。
おそらく、このコンセプトは、
テイルズオブレジェンディアに含まれているものと思われます。
作中でのキャラクターの出会いと別れなのか、
すべてが終わったあとの、それぞれ歩む道なのか、
これらについては、ゲームをプレイして初めて分かることでしょう。
これまでの、テイルズシリーズでは
作品の人気や良さが、ヒットに良い影響を与えてきましたが、
この曲に関しては、残念ながら、大きな効果はありませんでした。
セールス面を見ても、特別テイルズオブレジェンディアが
悪いわけではありません。
評価については、どうやら、ここまでに出ていた
テイルズシリーズだと思うと、期待外れになる、
というものを見かけました。
ゲームとしては相応でも、テイルズとは見られない。
テイルズの作品の色を受け継いでいないとなると、
テイルズ人気で、主題歌の成績が良くなることは考えづらいです。
Do As Infinity[第1期]最後を飾るシングルだっただけに、
テイルズの力で、有終の美となってほしかったですが、
全くうまくはいきませんでした。楽曲が良いだけに残念です。