L'Arc~en~Ciel - Pieces[1999][リンクからMVに飛びます]
1999年6月2日発売。最高位1位。16枚目のシングル。
ミリオンセラー達成した[HEAVEN'S DIVE]から、約1ヶ月後、
翌月には、アルバム[ark][ray]のリリースが控えていたこともあり、
累計売上は75万枚弱と前作のミリオンセラーの比べると、減退しています。
ただ、ラルクアンシエルのバラードの名曲として、評価の高い曲になっています。
私としても、[HEAVEN'S DRIVE]の対極として、
アルバムへ向けてのプロモーション、印象付けとしては十分な
素晴らしい楽曲に仕上がっていると思います。
1998年からの連続的にシングルを発表し、勢いに乗りまくっていたラルクは
アルバム[ark][ray]で、それぞれで初動記録150万枚ずつをあげ、
こじつけになるものの、最も高い週売上を叩き出したバンド、ということになります。
両者ともダブルミリオン、それぞれ年間5位、7位を獲得し、
時代の頂点にいることを、これでもか、と見せつけていました。
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リカットシングルながら、今でも人気の高い[Driver's High]を挟んで、
実質、アルバム発表後、第1弾となったシングルが、今回のリブログ元になります。
[リンクからライブ動画に飛びます]
さて。
アルバム[ark][ray]で、強烈に存在感を示したラルクの
アルバム後の初弾には、バンド色の強い、重たい曲を持ってきました。
L'Arc~en~Cielというバンドがむき出しになっている楽曲は、
ゆっくり進む感覚を覚えさせるほどに、じっくりと作り込まれており、
充実した1曲と言えると思います。
ただ、この曲のヒットのレベルは低く、60万枚に届いていません。
アルバムの発表を直後に控えた[Pieces]よりも、低い数値は
ラルクアンシエルの人気の陰りが、強く見えました。
この楽曲がラルクファンのニーズ、好みに合うものではなかったか、
私が思うほど、この曲は評価されていなかったのか。
この売上の減退については、私の理解を超えていました。
それだけに、次のシングル[Neo Universe/finale]のミリオンセラーが
更によくわからないものとなっています。
[Neo Universe]がバンド色の薄い曲となっていることが
むしろ、ラルクらしさと判断され、ミリオンセラーになったのでは、
と思わざるを得ません。