こちらで紹介した曲は、リブログ元でお聴きください。
・Nagie Lane / きらり (cover)
藤井風の原曲と比べると、藤井風独特の色合いが取れ
あっさりめになっています。
その分、曲の持っている"きらり"の部分を、よりよく感じられます。
歌唱者の声質が、曲と非常に相性が良く、聴いていて、
非常に自然さを感じ、耳にすっと滑り込んでくるのを感じます。
これは、正直、好みは分かれそうです。
藤井風が込めているものが、なくなってしまっている、と取るか、
曲に対して、新しい解釈、イメージを与えたと取るか。
・藤井 風 / 燃えよ (@国立代々木競技場 第一体育館)
おそらく、直近で人気を伸ばしてきた面々では
最もファンを持ち、愛されているミュージシャンなのではないか、
と思わせてくる藤井風です。
歌声には独特の魅力があり、メロディもまた、耳を強く引っ張ってきます。
メロディからサビの展開の盛り上がりは、なかなかな聞き所。
燃えよ、のフレーズの繰り返しもまた、耳から離れなくなります。
どこを取っても、良い部分になる、総合力の高さが
今の人気の理由、としか言いようがないです。
この曲一つ取っても、よく伝わってきます。
・藤井 風 / 何なんw (@日本武道館)
正直、この曲名を見ただけで嫌悪感がしました。
wが、強くバカにした感覚がして、リスナーをバカにしてんのか、
そう思うと、聴くにもなれなかったのです。
正直、デビューアルバムは、人を舐め腐った曲名が多くて、
全く聴こうと、思えませんでした。
今回、耳にして、まっとうなテーマのある、
割りと重めの曲だったのを知りました。
歌詞のセンスも良く、メロディも歌詞をよく活かしています。
そして"何なん"という、フレーズの使い方も上手いです。
なんだろう。
作品としていいのに、なんでこんな曲名なんだ、
と思うしかありませんでした。
聴けば、wの意味はわかるのですが、
変なものをつけることで、私のような偏見を持つ人も出るだろうに。
そう考えてしまうのでした。
・ELAIZA / カモンナ・マイ・ハウス (cover)
調べると、この曲は昭和14年[1939年]の制作で、
昭和26年[1951年]でアメリカで、昭和27年[1952年]で
日本語カバーがヒットした楽曲です。
この曲を測るにあたり、
日本語カバーをヒットさせた江利チエミの歌唱のものを聴きました。
江利チエミの流れていながら、一音一音がしっかりと耳に残る、
歌の巧さはこういうところを言うんだ、と言わんばかりのものを聴きました。
曲のテンポの速さに対して、何事もなく歌いこなす江利チエミは見事でした。
それに比べると、こちらの方はテンポが下げられて、
より雰囲気を楽しみになっているものになっており、
歌唱車に良くにあっているものになっています。
原曲とは、かなり別物にはなっていますが、
歌唱車の世界を示すには、良いカバーではないか、と思います。
これを比較するために、原曲を聴くともおすすめしておきます。