2011年のアニソンのヒットと考えると、やはり、この曲が浮かんでくる。
[ロウきゅーぶ]は主人公たちが小学六年生だったことが注目され
キャラクター中心に考えられる作品になっていたように見えた。
ただ、作品を見れば、小学生女子がバスケを通して
時には諍い、時には協力して、前へ進んでいく様子は見ていて気持ちが良かったし
主人公たちの子たちをマネジメントする高校生の男子コーチも魅力的だった。
決して、キャラだけで押す作品ではなかった、と認識している。
主題歌となる[SHOOT!]はメインキャストとなった
歌唱、演技とともに実力を伴った当時若手の五人のユニットが担当していた。
個人的には、キャストの集合体の歌唱についてはあまり好きではない。
ただ、この曲の歌唱の調和が作品通りになっていたことで
非常に好感を持っている、素晴らしい曲。
TVヴァージョン
OPの構成が完全にPCゲームのOPなんですよ。
そういう層を狙っていることがありありなんですよ。
でも、シナリオ的にもいい出来なんですよ。
小学生は最高だぜ!だけじゃないんです。
作詞は、アニメ・ゲームソング界において知らない人はいないであろうKOTOKO
作編曲をとある科学の超電磁砲で大ブレイクしたfripSideのプロデューサー八木沼悟志が担当。
デジタルサウンドが映える見事な出来となっている。
アニメ作品の人気、楽曲のレベルの高さから初動記録1.6万枚という
2011年アニメ史上、最上位クラスの売上を収めた。
そして、その売上を上げるだけの資格のある曲と思っている。
個人的にも指折りに好きな曲にしておきたい。
後期となったSSの主題歌の「get goal」でも1万枚を超えており、
2013年アニメの代表の一曲になっている
フルヴァージョン。やっぱり、キャストがやってるとなんか違うな。
でも、ちゃんとダンスは踊れているから良し!
個人的には永塚紗季役の日笠陽子を推しておきたい。
キャスト5人が本当に強キャラなんだよね。