ソニーアニソンシンガー5本柱と3作の看板アニメ[4][Kalafina] | けーの暇つぶしブログ

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私「けー」が特に何をするでもなく、
暇だなー、と感じながらなんか書いていきます。
コメントは解禁しますが、誹謗中傷は消します。
私は粘着する価値もない人なので、やるだけ無駄ですよ。

さて、ここまででは
[Fate]と[SAO]しか出てきませんでした。
ようやくここで
[魔法少女まどか☆マギカ]の登場です。

まずは、[Fate]シリーズとともに
[魔法少女まどか☆マギカ]で
ヒットを出したのがこのユニットです


Kalafina

そして、Fateでの最大ヒットは
[Fate/Zero]から生まれています。
というか。
ほんとうに[Fate/Zero]強すぎるでしょう。
さすが、Fateをここまでの人気コンテンツにする
もととなった作品だけあります。
映像面のすばらしさの評価がやはり効いています。
アニメーション制作会社ufottableの本気ですから。

Kalafinaとufotable、そしてFate。
実は2007年から関係があります。
むしろ、そのつながりからの[Fate]という流れなのです

この3つをつなぐのは

2007年から7部作で製作された映画[空の境界]です
空の境界とFateにつながりがあるのです。

Fate/Zeroは、

Fate/stay night[Fateシリーズの初作・Fateの源流]
の前日談[正確には10年前]の話です。

Fate/stay nightの話にも大きく関わりがあり
本筋の一つと言えます。

[Fate/stay night]は
TYPE-MOONというゲームレーベルが送り出しており、
主宰者が奈須きのこと竹内崇です。

空の境界の原作者がこの奈須きのこなのです。
空の境界の世界観や描写は、
Fateに通じるものがあります。

Kalafinaは空の境界の主題歌のために
組まれたコーラスグループです。
もちろん、素晴らしい歌声を奏でるグループですので
それだけで解散させる理由もないのです。
空の境界が一端の完結を見た後も
さまざまな作品の主題歌を
担当していきました。

前置きが長くなりました。
本筋のFate/Zeroから始めていきましょう。

 

to the beginning Fate/Zero TV-OP2 2011
LiSAのあとを受けてのOP担当です。
空の境界から始まっているKalafinaだけに
ここでFateの主題歌担当は非常に熱いです。
そして、この曲もKalafinaの中でも
ひときわ熱を帯びた楽曲となっています。
Kalafinaの曲はコーラスの組み合わせを見事に生かした
非常に広がりのある作品が多いです。
その性質上、深さや重さを感じる曲が多めです。
この曲はまさに直球勝負といったところです。
Fate/Zeroの後期の展開の熱さが
そのまま映し出されているものであり、
EDの空は高く風は歌うと対をなします。
前期以上に、OPEDの兼ね合いの意味が深いのです。

さて。
この曲のヒットに関することですが、
初動で軽く2万枚を超えたにも拘らず

11位にとどまっています。
原因となるのが、直近で躍進を果たした
アイマス こと アイドルマスターです。
2011年のテレビシリーズ直後に
スマートフォンゲームなのかな?

アイマスの別コンテンツ[シンデレラガールズ]
動き始めます。[通称・デレマス]
この週は、デレマスのキャラクターソングが

5枚同時に発売されています。
売り上げはすべてが3万枚以上となり
トップ10を埋め尽くしました。
その結果、この曲は11位に
追いやられてしまったわけです。

歌もの作品の曲しか売れなくなった現在。
10年前にして、完全な体現がなされていました。
Fateすら勝てないとは。
歌ものコンテンツは恐ろしいです。

 

 

 

 

 

 



ほかにも、KalafinaはFate作品の主題歌を担当しています。

believe
Fate/stay night[Unlimited Blade Works] TV-ED1 2014


Ring your bell
Fate/stay night[Unlimited Blade Works] TV-ED2 2014

原作[Fate/stay night]3つのシナリオの一つ、
[Unlimited Blade Works]テレビシリーズのEDを
両方担当しています。
この作品ではOPがとても光ったので
EDが地味に映りました。
しなしながら、Kalafinaらしい
澄み切ってきれいな楽曲になっており、
Fateのスケールをよく表しています。
それゆえに、Kalafinaの平常値、
平凡なヒットになったのは非常に残念でした。


さてさて。ここからです。まどかです。

 

 

Magia 魔法少女まどか☆マギカ TV-ED[ED2] 2011
衝撃を与えた第3話からのEDは強烈すぎました。
メインキャラクターが頭からぱっくりって。
[キャラクターの名前から
[マミる]と言われるあれ]
脚本が、ゲームレーベルニトロプラスの脚本家、
そしてFate/Zeroを書き上げた虚淵玄氏。

ハードコアな作品ばかりを書いていた人が
魔法少女ものなんてぬるい作品など書くはずがない。
と思っていたら案の定の展開でした。
イントロの独特な入り[おどろおどろしい声]は
梶浦由記の個性が光る演出です。

テレビシリーズのシナリオが
絶望だらけだったことがよく示されていました。
キャラクターを取り巻く世界、不条理を
強く示す役割を担い、2011年指折りの
パワーを持った曲となりました。

 

テレビシリーズは

放送時に起こった東日本大震災の影響で

クライマックスのラスト2話が

1か月間、放送が延期されました。

その出来事が、まどかを

さらなる伝説へと導きます。

いかんせん、超展開でしたから。

 

 

そのテレビシリーズの評価、人気を受けて

テレビシリーズの再編集版と、

完全新作の劇場版が制作されました。

そして、これでもKalafinaはヒットを出します。

 

ひかりふる

劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [後編] 永遠の物語 MV-ED 2012

 

 

君の銀の庭
魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語 
MV-ED 2013

 

双子作ともいうべき2作品の主題歌は

Magiaの持つ絶望とは違い、

作品が完全な終結を見た、という意味合いととることができる

非常にゆったりとした、落ち着いた雰囲気になっています。

そして、この曲で魔法少女まどか☆マギカは本当に完結。

以後、正規の新シナリオが出ることはない。

と感じさせられます。

ただ、今年でテレビシリーズから10周年。

関連作品である[マギアレコード]も

第2シーズンが放送中です。

新シナリオでの再誕も十分に考えられ、

新たなる伝説を見られるかもしれません。

 

ちなみに。

Magiaの最高位は7位。

そして、劇場版主題歌は両方4位。

累計売上でも劇場版のほうが上です。

劇場版の主題歌に

感動を覚えた人がとても多かったのでしょう。

曲の持つ力はMagiaのほうが上ですが

まどかの完結とともに

きれいな後味を残したひかりふる・君の銀の庭は

心に響く名曲といえるのでしょう。