2004年。
発売されるたびに、Yahooミュージックのレビュー?
もしくは掲示板かなにかかな?が大荒れになっていた
コンテンツがありました。
それは・・・・
三大誌[週刊少年マガジン]にて連載され、
当時連載されていた作品の中では
トップクラスの人気を誇っていた作品です。
2005年、2006年[2クール]にアニメ化されて
当時の[オタクアニメ]の最高峰の記録を作っています。
さて。
この漫画には31人の女の子が登場します。
その31人を12のユニット[個人も含む]に分けて、
毎月キャラクターソングを発売するという企画が
2004年1月から12月に行われました。
アニメ化される前であったにもかかわらず、
キャラクターソングにしては
異例のオリコントップ5入りを含め、
トップ10入り作品を連発。
累計売上も3万枚を超えるなど、
目立ったオタクアニメのヒットがなくなっていた
2000年代前半において、
驚異とも言える記録を打ち立てたのです。
しかし。
これは[音楽ファン[と自分で思っている人たち]]の
逆鱗に触れます。
[オタク]アニメソングはもはや音楽ではない。
ポップスとしての存在自体を否定される風潮でした。
それゆえ、毎月のようにトップ10に入ってくるのです。
見てるだけで相当不愉快だったのでしょう。
最低評価と罵詈雑言が吐きつけられていました。
そこへアニメファンが戦いを挑んでおり、
荒れに荒れていたのを今でも覚えています。
アニメのトレンド化が2006年に起きたことを考えると
それ以前のオタクアニメ[深夜アニメ]に対する風当たりの強さは
今では考えられないほどのものだったのです。
いまは、そういうことを書き込む場所がないのか、
こういう[露骨なオタクアニメやオタクへの攻撃や嫌悪]が
表立って現れている姿を見ません。
作品のラインナップを見ると、
2004年周辺とそこまで傾向は変わらない気がするのですが、
それでも、攻撃の対象にならないのは、
一度トレンド化したのが大きいんでしょうね。
[キャラクターソング]と銘打って
シングルを濫発した作品は
この[魔法先生ネギま!]以外でもいくつかあります。
殆どが[作中に登場しない曲]なので
僕は興味がありません。
とはいえ。
売上を見ることで、作品の人気を計ることはできます。
だいたいは、売上が見込める高い人気がある作品が
やらかすことではあります。
機会があれば、いつか取り上げるようにしましょう。