戦争体験談、聞いたことある？
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太平洋戦争[第二次世界大戦]の悲惨は
無限に語られるべきことです。
この戦争で、日本人も敵国だったアメリカ人も
いくら亡くなったことか。
亡くなった人、一人ひとりに物語があリ、
生活があリ、関わった人達がいる。
そんな、多くの背景を持つ人生が
あっさりと壊されてしまう。
これが忌まわしくなくて、何が忌まわしいか。
戦争に関して、
信じられないことをいう人がいるという話を。
日本と韓国の関係が年を経るごとに悪化する中
多くの日本人の中に[韓国人[朝鮮人]]に対して
過激な反応を示す人が増えています。
川崎市は、その朝鮮人差別がひどい土地柄で
差別者の行動があまりに過激で目に余るため
[ヘイトスピーチ防止条例]を地方自治体として
初めて作りました。
そういう[朝鮮人への差別感情・敵意のある人]が
SNSで[韓国とは貿易するな][断交しろ]と
平気で書き出し、挙句の果てには
[戦争をして打ちのめしてやれ]と
戦争の悲惨を体験した国の民とは思えない
[特に原爆の投下をされた唯一の国でもあるし]
暴力的なことをいう人もいるとか。
そして、そういう人の中で
[俺は、もう年だから戦場に送り込まれないから
全く問題ない]と言うの聞いて
あまりのことに唖然としたという
朝鮮人の差別問題を取材しているジャーナリストの
コメントが流れていたのを覚えています。
残念ながら、
各々の人間の考えを改めさせるのは
不可能です。
いくら、差別される側、痛めつけられる側の
悲しさや苦しみを伝えても
[敵を痛めつけるのはむしろ正義]で
終わってしまいます。
しかし。実害をこうむった場合は
こうも言っていられなくなります。
ありえない話ですが、
仮に日本と韓国が交戦状態になった場合、
[戦場に送り込まれないから死なず済むから良い]
と考える人は考えが浅いです。
戦争には桁外れのお金がかかります。
死の商人と呼ばれる人たちは
武器を売ることで、その莫大なお金を
かっさらっていくのです。
さて。
戦争をするのに莫大にかかるお金は
どこから捻出するのでしょうか。
真っ先になされるのは[国民からとる]でしょう。
戦争をする名目で
[戦争特別税]なるものが作られて、
日本国内にいる日本人は
[多額の金銭]という犠牲を払わされます。
戦争を肯定する人は[感情的]なので
どんなに倫理的なこと、理論的なことを言っても
聞き入れることはないでしょう。
ですが、実際に損をするとなれば話は別です。
[韓国と断交だ][戦争をしろ]なることをいう人たちに
自分たちの金銭を犠牲にする覚悟があるでしょうか。
おそらくないでしょう。
そこまで強く、深い主義主張が存在するか。
あろうはずがありません。
仮に、そこまでの強い主義を持てる人くらい賢い人ならば
[断交][戦争]という無駄で愚かなことは言わないからです。
他への悪意や差別感情は全く芳しくありません。
しかしながら、人の考えを変えさせることは無理です。
なれば、[どう思おうと勝手]とするしかありません。
もちろん。
その感情により危害を加えられる人がいるなら
[法]によって抑止していくのが当然でしょう。
悪感情に対して、真っ向から対抗する。
組織を組み、大きな力をもって
訴えていくのもまた良い手段です。
とは言え、それが実を結ぶかは
正直、全くわかりません。
ただ。
[それをしたら害を被る事になるんだぞ]
と言えば、
現金なものであっさりと主張を止めるはずです。
[少なくとも、表には出さなくなるでしょう]
戦争について[人間性・倫理観]で訴えるよりも
そういう[物理的な損害]を口にしたほうが
[特に大人には]よほど効果があるとおもえてきます。
それでは、人間としては全くダメなのですが
残念ながら、今の人間[日本人]の質は
その程度でしかない。ということです。
戦争のいまわしさを、[人道]で感じ取れる。
僕はそうあり続けたいと思っています。