レギュラー記事[図書館CD]を挟んでの第3弾。
レギュラーを遅らせずに出すのを考えると、
今の投稿のスタイルが主流になっていきます。
ですので、[名曲レビュー]も
2日間に渡っての発表となるでしょう。
楽しみにされている方にはお詫びをいたします。
ご了承くださいませ。
では、第3弾。始めていきます。 FRSKI(ex.SESAME) - BIG BEAST
ノイズがかったギターからの始まりに面食らったあと、
パワフルなギターとドラムに圧倒されます。
ストレートなロックが来ると思いきや、
ラップがかったリリックが繰り出されてきます。
そのリリックにはヒップホップよりも
気軽に触れられるようなライト感があリ、
バンドサウンドとのマッチングに重きが置かれる。
力強さ、はっきりした音楽性を感じてもらうことを
リスナーに感じてもらいたい、と言う考えが伝わります。
体ごと乗ってくる、楽しさを持ち合わせている作品です。
Klang Ruler×kojikoji - RIVER (cover)
[tofubeats]の
2018年に発表されたデジタルシングルのカバーです。
これは、原曲も聴かないと、考えられないですね。
こちらが原曲ですね。
原曲はピアノを中軸にして進んでいく
[非常に純粋さを感じさせる]仕上がりですね。
感情、心情、心の状態。
素直に表現されており、リスナーを揺らしてきます。
テクノであるとか、ハウスであるとか、
どういう部類の作品なのでしょうが、
僕としては[単純にポップソングの名曲]に映ります。
振り返ってこちらのカバーなのですが、
感情の表現がより深く、根源からやってくるように感じます。
曲全体の音に、少々の暗闇がかかり、
より重たい気持ちから発しているような印象を受けます。
R&Bアレンジだからこその表現でしょう。
表現したい本体は同じでも、
アプローチの異なりぶりに、面白さを感じてなりません。
あえて差異の大きい曲をカバーしたことにも大きな意味があります。
よいカバーだと、個人的には判断します。
Young Juvenile Youth - Sugar Spike
おお。異世界の音楽。
違う音楽空間に迷い込んだかのような感覚が
耳に襲いかかってきます。
リズムはR&Bよりですが、リズムの音よりも
全体の[変わった空間]を感じさせる音が前へと出て
その世界の中だけで楽しめる音楽になっています。
ゆっくりと浸り切る。容易には姿が見えないです。
エレクトロミュージックの部類なのでしょうが、
その中でも異質に感じられます。
音楽のジャンル分けはあくまで指標。
本質を示すまでは至りませんから。
この曲、このミュージシャンは
なかなか枠に収めきれないのではないでしょうか。
さて。
今日は名曲紹介はここまでですね。
明日、残り2弾を出して完了します。
翌日にも面白い楽曲を見ていけることでしょう。
では、また明日!