アニメソングは[作品あっての楽曲]であり
基本[視聴するアニメファン]のものである。
主題歌となっている作品と合致しているかどうか。
その度合にアニメファンが満足できるかどうか。
悪い言い方をすれば[アニメファンしか見ない]深夜アニメは
昔で言う[こどもしかみない]アニメと
同じような意味合いになっている。
[アニメはこどもがみるもの][アニメソングは大人は聴かない]
そういう無意識が過去にあったことは
誰しもが認識できるはず。今風で言えば
[アニメはファンがみるもの][アニメソングは一般人は聴かない]
聴かない一般人にとやかく言われる筋合いなどない。
ここで考える[J-POPサイド]は
[アニメソング]という言い方よりも
[アニメタイアップ][=曲を広め、売るための道具]
という言い方が当てはまるものについての話になる。
1990年代。CDバブル全盛時代は
[ドラマ][CM]などの[タイアップがつくと売れる]
そんな都市伝説が現実に起こっていた。
レコード会社も[タイアップ取りに必死]で
歌手もタイアップがつけば[これで売れるようになる]と
信じて疑わなかった。
そして、そのタイアップとして[アニメ]も
大いに活用されるようになる。
個人的に[タイアップが売上に貢献した]
と思うアニメ作品をピックアップしていく。
この4作品によってブレイクを果たす、
もしくは平常値よりも高い数値を出す。
成績が明らかに変わった楽曲が送り出されている。
・スラムダンクなら
[ZARD]もまた、
3タイトルしか持たないミリオンセラーを出した。
[JUDY AND MARY]が唯一のミリオンセラーを記録、
[川本真琴][Wiki] [SIAM SHADE][Wiki]が一気に全国区になった。
・幽☆遊☆白書は
このように[タイアップとして十分な効果]を
持ったアニメ作品。
しかし、これらのヒットについているも口にされるのが
[作品と合っていない][作品を無視している]こと。
[アニメサイド]でもっとも合ってはいけないとした禁忌だ。
[もともとあった曲をたまたま当てた]
[原作を知らない[知ろうともせずに]に書いた]など
同時期のアニメタイアップに上がる話だ。
ただ、合っていようが合っていまいが
ライトなアニメの見方をしていた人たちにとっては
[当時、アニメの多くはゴールデンタイムでやっていた。
アニメを意識しないライトな人たちが
目にする機会は多かったと思われる。]
[見ていた作品の主題歌]として頭に残り
[合っているあっていない]という議論自体起こらない。
アニメよりも曲に強い関心が行ったこともあるのだろう。
いい曲だったから、とても記憶に残っている。
[合っているいないよりも、曲の良さが重要]という話になる。
全く合っていないことで有名な[そばかす]も
[るろうに剣心]の曲として、J-POP史に刻まれているんだ。
J-POPサイド。これは完全に曲重視。
殊によったら曲を考える上では作品無視が起こる。
ただ曲を聴く側からすれば、アニメなどどうでもいい話。
身も蓋もないがそういうコト。
そして、こういう考え方が通じるのは
[アニメにこだわらない人が見る]作品で効果があること。
タイアップをつける側も十分に理解していることだろう。
そして、いまも夕方帯のアニメ[主にソニー系]ではよくある話。
僕はアニメは見ずともWikiで内容を調べて
曲の合っている合っていないは確認している。
ただ、合っていても、悪いが[くだらない曲]はある。
そんな物は、僕としても全く評価できない。
さらに言えば、内容がくだらないアニメは、主題歌もくだらない。
アニメを投影する主題歌だ。クズを映せばクズになる。
100%ぴったりにするのも考えものの場合もある。
基本、僕は[曲として良いもの]を軸にして紹介している。
アニメを知らない人には[曲の良さ]だけが焦点になるから。