実は“楽しまない”野球の方が面白い
『楽しんでプレーしないと面白くないじゃないですか?』。
最近の日本プロ野球界でよく飛び交う言葉である。
確かに悲壮感漂わせてボールを追うより、ノビノビとプレーした方が精神面では良いはずだ。
ただ先日台湾で行われたアジア予選で見た日本代表チームの戦いにはプレー楽しむなんてさらさらなく、しかし悲壮感は皆無、勝利を得るために登録選手24人が一丸となった野球魂を見たものだ。
『なんであんなにガッツポーズしたのか今でも信じられない』。
昨夜、千葉ロッテ西岡が対台湾戦で決勝タイムリーを放ち、一塁ベース上で盛んに右手を掲げていたことを笑いながら振り返っていた。
そう、今回の戦いにおいて代表選手の多くが事ある度に吠えていたのだ。
そしてこぶしを握っていた。
普段のペナントレースでは味わえない緊張感に開放された時に自然に表現してしまったのであろう。
それだけプレーに集中し、勝利の扉を開けることだけを考えていたに違いない。
結果、星野監督は宙に舞った。24人の選手、裏方全てが無茶苦茶な笑顔で抱き合っている姿は美しかった。
あのゲームを見て今更ながらに再認識したこと。
それは『ベースボールより野球が好きだ!』ということ。
そして日本人たるもの、楽しまない野球の方がやはり性根には合っているのではないか。
(竹)
憂い三発
本日はなんだか憂う気持ちになってしまう話題を三発挙げたいと思う。
まず一発目。ストーブリーグ恒例とも言われる讀賣ジャイアンツの他チームからの選手ブン獲り合戦。
チーム繁栄のために毎年戦力補強を行うことは素晴らしいとは思うが、何も毎回他チームの選手に手を伸ばすのは如何なものかと考える。
今年は中日・福留に始まり、東京ヤクルト・グライシンガー、横浜・クルーンの両投手。
日本球界で実績を残しているだけに未知数の外国人選手を獲得するより安全だという気持ちは理解できる。
ただし日本で一旗あげたいと思って来日する選手全てが『実績作って、高給もらえるジャイアンツへ』と思ってしまうのが怖い。
まあ移籍後、全てが全て大活躍しているかといえば“?”なだけに、いつまでジャイアンツは無駄金使うのかねと憂うのである。
続いて残り二つは星野ジャパン関連。サッカーより盛り上がりに欠けるのは何故?
監督が選手より目立つのはどうして?海外組のイチロー、松井、そして国内組の福留、高橋由が欠けるオーダーに盛り上がりがイマイチになるのは理解できる。それでも大会前日というのにここまで盛り上がらないとは…。
五輪本戦ではなくアジア予選というのも理由の一つなのか…。
そして最後は一昨日発表された来年五輪期間中のペナントレース日程。
やはりというべきか五輪期間中もペナントレース続行という残念な結果となった。
ドームが多数建設されている現実を思えば、なんとかシーズン終了を遅らせてでも五輪中はJリーグナビスコカップのような冠大会を企画し、不公平のない戦いを行ってもらいたかった。
アテネ五輪の教訓は何も生かされず。日本プロ野球は何も進歩せず2008年シーズンを迎えようとしている。
(竹)
日本シリーズ観戦記~第三戦
北の大地・北海道札幌で始まった今年の日本シリーズ。
初戦、二戦を双方が勝ち取り、舞台を名古屋に移した第三戦が昨夜行われました。
昨夜は初回が全てでした。
日本シリーズ始まって以来となる7本連続ヒット、そして初回にピッチャーが3人も交代するような事態ともなりゃ、この時点で勝負アリ!
ドラ打撃陣の思わぬつながりようにスコアボードも故障する(!?)有様(雨漏りするわ、大一番でスコアボードは点灯しないわ、ケチつきっぱなしですな、このドーム)。
日本シリーズ恒例となった金色応援メガホンがナゴドのスタンドを真っ金金に染めておりましたよ。
いやあ下品極まりないと思うのは私だけ?
ここまでの展開としては昨年の真逆。
このまま一気に名古屋で決まるのか?
本日中日の先発予想は小笠原、対する日ハムは今シリーズ2度目の登板となるか、高校生ルーキー吉川。
中日にとっては王手がかかる大事な一戦。なんとしてももう一度札幌に戻りたい日ハム。
今夜は是非ともがっぷり四つの戦いを見たいものです。
