浦江塾で「大阪市パノラマ地図」の読み方を学びませんか?
昨日、住職から案内ハガキがとどきました。
文面は以下のとおりです。
郷土誌を見直す『浦江塾』のご案内
大正12年に大阪の市街地を鳥瞰図で描いた
パノラマ図がありました。当時の建物や町並みが詳細に
描かれています。当時の絵葉書、写真、地図等と見比べ
ながら大大阪時代と現代の大阪の街歩きをしてみたいと
思います。大阪検定試験一級の資格をお持ちの先生です。
日時 6月2日(土曜日)午後7時より9時迄
場所 妙壽寺(福島区鷺洲2-15-10)駐車可
テーマ 「大正時代の大阪市パノラマ地図で学ぶ」
-大阪街歩きのススメ-
府立大 大阪検定客員研究員
前阪 恵造先生
以下、田野による書き込み。
講師の前阪恵造さんとは、
4月28日の「やじきた浪花の旅」の
講演の後の飲み会でご一緒しました。
瓢箪から駒が出たのではありませんが、
彼からは、
大阪市パノラマ地図の読み方を教わりました。
制作者のこと、制作過程のこと、
この地図の版図のことなど
大変、詳しくご存知でした。
それもそのはず、大阪検定試験一級合格者による
講座でお話しなさっておられる方です。
ボクの聴いたお話は、
浦江塾で情報を共有したいと
思います。
大阪市パノラマ地図といえば
昨年はじめ阪俗研会友の
足立尚樹さんが作成された
GPS機能による位置情報の取得で
自由に観光できる
「福島をおもろく歩くデジタルマップ」の
データベースとした地図です。
↓ここをクリック
https://www.libertyfish.co.jp/works/2227.html
作成の過程で関わりましたが、
パノラマ地図のおもしろさは、
その図像の歪みです。
その図像の取捨選択です。
とことん、詳しく描いているかと思えば、
当時、あったはずの施設が描かれてなかったりして、
かなり不正確な地図です。
客観的というより主観的な地図です。
どのような地図もバイアスがかかっておりますが、
地図という制作物は
制作者の認識のあり方を図像化したものであることを
思い知らされます。
いったい、何を基準に
パノラマ地図が描かれたのでしょう。
きっと、パノラマ地図を携えて
街の迷路に入り込みたくなることでしょう。
今回の講演から
制作者の意図を聴いて
いっそう街歩きにそそられることになるでしょう。
いつもの浦江塾です。
興味のある方の参集をお待ちしております。
参加費無料、参加手続き不要です。
回を重ねて第81回です。
今回の新しい試みにご期待下さい。なお会場の妙壽寺は
写真の正面のお寺です。
写真図 会場の妙壽寺
大阪民俗学研究会代表
『大阪春秋』編集委員
大阪あそ歩公認ガイド 田野 登
