杜若の里浦江を発見しませんか | 晴耕雨読 -田野 登-

晴耕雨読 -田野 登-

大阪のマチを歩いてて、空を見上げる。モクモク沸き立つ雲。
そんなとき、空の片隅にみつけた高い空。透けた雲、そっと走る風。
ふとよぎる何かの予感。内なる小宇宙から外なる広い世界に向けて。

「杜若の里」浦江を発見しませんか?

写真図1  聖天さんの「浦江名所かきつばたの里」碑

 

集合場所はJR大阪環状線福島駅です。
写真図2 なにわ筋からのJR大阪環状線福島駅

解散場所の梅田スカイビルが
木立の向こうに、ちょこっと顔を覗かせています。

 

「売れても占い商店街」福島聖天通を
西に行きますと、やがて聖天通です。
写真図3 福島聖天通から聖天通

手前(東)が福島聖天通、その先が聖天通。
「八聖亭」のビルが見えます。
福島出身の噺家・月亭八方師匠の稽古場です。

 

聖天さんは、「浦江名所かきつばたの里」です。
写真図4 聖天さん(了徳院)の池

「いずれ菖蒲か杜若」とか?

花菖蒲とか?
松尾芭蕉の句碑は、翁の塚でした。

角にお地蔵さんの祠る妙壽寺から
今歩いた福島方面を振り返りました。
写真図5 妙壽寺の角

妙壽寺の背後の高層マンションは
蓮料理の冨竹の跡に建ったファミール福島です。
カキツバタと云いハスと云い、
浦江の地形が偲ばれます。

 

JR神戸線のガードを潜れば北浦江(北区大淀南)です。
浦江の八坂さんには何故か
論語を伝えたとされる王仁博士のお社があります。
写真図6 王仁神社案内板

浦江から大仁(だいにん)にかけては
王仁博士の墓の伝承地の一つです。
このような低湿地に古代人のお墓?
現地で説明しましょう。

 

浦江公園を散策し
大仁の八坂さんを過ぎ
なにわ筋を渡って
東に行けば解散場所の梅田スカイビルです。
都会にいて森林浴ができる庭園です。
写真図7 梅田スカイビルの庭園

下見の時は外国人客が
せせらぎの音が聞こえる紅葉谷で
休憩してました。

 

解散の後は、
スカイビル地下の「滝見小路」はいかがでしょう。
写真図8 「滝見小路」の住居標識

琺瑯の住居標識なんぞ
昭和を感じます。
この商店街はレトロな街並みを表現しています。
都会に鄙び、田舎風情を発見した後、
仕上げは「滝見小路」で乾杯!

 

まっすぐ東に行けば、
一部地下トンネルを経て
阪急梅田は、すぐそこです。

今週土曜日5月26日(土)実施の
大阪あそ歩浦江・大仁コース
詳しくは
   ↓ここをクリック
https://www.osaka-asobo.jp/course562.html
お申し込みも、ここからアクセスしてください。

 

究会代表
『大阪春秋』編集委員
大阪あそ歩公認ガイド 田野 登