仏教では六道輪廻を説きますが、その中に畜生道があって動物に転生する事もあるとされます。霊能者によって人の死後には複数の意見があって

1.人は人にしか生まれ変わらない。
2.罰として一回だけ動物に生まれ変わってその次は再び人間。
3.一回動物に転生してしまうと何度生まれ変わってもずっと動物。再び人間に戻るのは困難


と意見が分かれています。仏教の教えから考えると1は間違い(若しくはサンプル数が少なくてその霊能者の対応した事例でなかっただけ)。2と3のどっちかが正しいと思っていたのですが2と3の両方が存在するようです。野生動物から人間になるのは非常に難しい様ですが家畜とペットの一部は人間に生まれ変われるルートが存在するようです(命光不動尊の住友住職から具体例をお聞きしました)。ペットや家畜は人間に癒しを与えたり、命を人間に捧げている事(世の為人の為に生きた事)で魂の霊位が上がる?んだと思います。

犬猫鳥類や家畜を飼った事のある人は動物にも喜怒哀楽があり個性の違いがあるのはご存じでしょう。霊界の動物の姿をした諸霊は神仏の眷属になっていることがありますが、現世三次元の動物は知恵(智慧)に制限が掛かっていて尚且つ積善の方法が家畜とペット以外ほぼ無いので(お釈迦様の前世物語ではウサギは自分自身を供養に差し出す以外の術がなかった(泣))、少子高齢化の進んだ将来の地球は「元人間が生まれ変わった動物が一杯住んでいる星」になるのかもしれません。

 

何年か前に私から神之公園さんへの質問に対して「現代人は諸外国だと8割位死んだら悪所苦界行き、日本は少しマシで7割位」と言った内容の回答を貰いましたが、生まれ変わって天界や神界に上がるよりも悪所苦界(地獄・餓鬼・畜生)へ落ちる魂が圧倒的に多いのでは地球を存続させる意味がないと神様が考えるのはやむを得ないんでしょうね。だからこそ「この世の幕引き」と言うセリフが親神様の口から出るのでしょう。

 

日本でも犯罪者はあちこちにいますけど、欧米の犯罪者はレベルが違いますからね。人目が無い場所に設置された自動販売機は壊されるのが当たり前。電車の中で目をつむって寝ていたら荷物が無くなるのが普通の出来事。パリを歩けばスリと物乞いが観光客を狙ってますし、アメリカだと繁華街以外は夜間に徒歩で出歩くと強盗に遭う可能性があるので外出しないと聞きました。

 

複数の霊能者の書いた本の中で、霊能者を指導している神仏から「現代人の半分は悪所苦界行き」(又は過半数)と言われている記述が複数の人であるのですが、神之公園さんの説より少ないのは先祖供養で助かった分が差異になっているんじゃないかと推理しています。

 

信仰心は無くても義理で葬式や法事をやる人は昔から一定数いましたが、今は火葬場に直送・直焼きが増えてきていますが、(罪には問われないけど)カルマの法則でこの人たちには子孫からの供養は届かないんじゃないかと思います(まあこの世の幕引きが何時かは判りませんがこの人達は自分たちを供養してくれる子孫がいると思うのが間違い)。

 

ネットスラングで『やらない善よりやる偽善』と言いますが口先だけで全く行動しないと加点にならない様です。悪事を働くと減点ですが、引きこもりやニートは減点こそなくても加点がありません。但しですね、前にもちょっとだけ触れましたが男と女で神様の回答が違う事が時々あるんですよ。男で若くて健康なら働かないとダメみたいです。髪結いの旦那(=現代で言うヒモ)や人を騙した者(女性に金を貢がせるホストもアウトだと思います)は転生先が動物でも蛇になる可能性があるとは浅見宗平さんの説です。尚、女性の場合、度を越えた怠け者でケチの場合、転生先は牛馬らしいです(汗)。

 

一光寺の平野先生の昔のブログで外国に行かれた時に転生先の書かれた壁画?があったようですが、お釈迦さまも当時出会った人の転生先が判ったようですが、現代でも天眼通(未来視)の有る僧侶や行者さんだと判るんでしょうね。私は自分の近未来は霊夢で見る事が極まれにありますが他人様に関しては全く判りません。