HIPHOP関係で耳にするであろうスラングの単語 | 苦手を克服!得意をもっと得意に!中学・高校英語がわかる講座

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英語が苦手だ、よくわからないという中学生・高校生のみなさんに学校の授業よりもわかりやすくポイントを説明したり、英語が得意になるような勉強法を紹介したり、スラングなど英語の雑学を教えるブログです。英語についての相談にも応じますよ!

以前にもこのブログで書いたことがあるような気がするんですが、自分はHIPHOP音楽が好きです。

このブログに自分の坊主頭のabemaピグが載っていますが、ちょうどピッタリな音楽の好みなのかもしれませんね(笑)

 

さて、今回はスラングについて書いていきたいと思っているんですが、HIPHOPスラングについて取り上げたいと思います。

HIPHOPの曲に使われていたりだとか、あるいはHIPHOP歌手(ラッパーなど)が自分の仲間との会話で使ったりだとか、そんなものをいくつか簡単に紹介していきます!

以前にもそんなのを取り上げたことがあるような気もするんですが、もしあったとしても、だいぶ過去のことだと思うんで、よしとしといてくださいアセアセ(笑)

「今日取り上げられてた単語、全部知ってた」っていう人は、かなりのHIPHOPマニアですね照れ

 

・kicks

まずは日本でもけっこう浸透してきているものにしました。

kickは「蹴る」という意味ですが、HIPHOP関係では、必ずこの意味で使われるとは限りません(もちろん文脈しだいですが)。

これは名詞としての意味でして、複数形のsがついていることがヒントになります。

 

これは「スニーカー」という意味になるんです(靴は2個セットで1足となるんで、複数形のsが必要ですね)。

スニーカーのことを「キックス」という人が、日本でもけっこう多くなってきてるんじゃないかと思いますが、聞いたことはないでしょうか?

インスタの投稿とかで「キックス」と書いてあるのを見たことがありますし、ストリートファッションを扱うネットショップでもスニーカーのことを「キックス」と書いてるショップがありますよ(なんなら店名に「KICKS」と入れてるショップすらあります)。

 

・chill

これも最近の日本では聞かれるようになってきました!

「チル」という発音ですが、この発音で「あ~、はいはい、なるほどね口笛」とわかった人もいるんじゃないでしょうか?

これもインスタの投稿とかで目にすることがありますし、現に「チルしてる」「チルってる」「チルい」などのように使っている人もいるんじゃないですかね?

 

これは「ゆっくりする、まったりして過ごす」というような意味ですね。

relaxという単語より最近ではこっちが多く使われている気がします。

 

ちなみに、chillの本来の意味はわかりますか?

「冷たさ、冷え込み、寒気」というような意味なんです!

一方、chill outという熟語になると「冷静になる」という意味になりますが、このスラングの意味はここからきているかと思われます。

 

・ace

ここからはあまり知られてないようなのが出てくるかもしれないですねニヤリ

「エース」と聞くと、「あいつは野球部のエースだ」というようなことばで聞かれるような、チームの柱となる選手をあらわす単語というイメージですよね。

または、トランプで1をあらわすカードを思い浮かべる人もいることでしょう。

HIPHOPで使われるaceは、それらの意味から派生してきたと考えてもいい気がするんですが…。

 

HIPHOPではaceは「親友」という意味で使われているんですよニコニコ

「あれ?それってマイメンとかじゃないん?」って思われたかもしれませんが、my menよりさらに友だちとしてのレベルは上です。

トランプのエースやチームの柱となる選手は一番の存在ですよね?

つまり、aceは一番の親友という意味あいがあるわけです。

 

ちなみに、フリースタイルのラッパーにACEさんという人がいますよね?

(フリースタイルダンジョンが好きな人なら知ってる人が多いと思うんですが)

「このラッパーの名前って「親友」ってこと?」という疑問が出た人がいたかもしれませんが、おそらくその関係はないと思われますガーン

 

・jake

これはあんまり見かけない単語ですよね~。

答えをもう書いてしまうと、これは「警察」という意味になるんです。

つまり、policeのかわりに使われているということなんですね。

黒人がおもに使ってるそうで、the jakeという形かjakesという複数形かのどっちかで使われるのが多いそうですキョロキョロ

 

ちなみに、jakeという単語にはほかの意味もあるそうでして、「酔っぱらい」とか「ホームレス」という意味もあるみたいです。

ただし、軽蔑的に言うときに使う単語だそうなので、あまり使うと人格を疑われる可能性があるのが注意点です。

 

・wack

これもあまり見かけない単語ですが、意味はわかりますでしょうか?

これはちょっと考えてみてください。

似たような意味の単語としてtackyとかlameがあります(ヒントになってるようでなってないですねガーン)。

 

これは「ダサい」とか「イケてない」という意味をあらわすスラングなんです。

「変人」という意味で載っている辞書もあるみたいですが、どっちにしろ、言われてうれしくない単語ということには変わりませんねえーん

「スラングなのでビジネスシーンなどの公式の場では使うべきではない」というようなことが書いてあるサイトを見かけましたが、スラングとかいう以前に人に向かってあまり使うべき単語ではないですね。

 

ちなみに、このwackと反対語の意味であるスラングがあります。

tightというんですが、これは「イケてる」というようなプラスの意味があります。

スラングなので公式の場面では使わないほうがいいですが、カジュアルな場面だったらこの単語なら使っても大丈夫ですよウインク

 

・Benjamins

Benjaminというのは人名です。

だから大文字で始まってるわけなんですが、じゃあ誰のことを指しているんでしょうか??

答えは「ベンジャミン・フランクリン」です。

 

凧揚げをした実験で雷の正体が電気だということを証明したということでも有名ですが、世界史を習っている高校生でしたら、アメリカ独立宣言にもかかわったということを教わった人もいるかもしれません。

そういう実績があり、ベンジャミン・フランクリンは、アメリカの100ドル紙幣にも描かれているほどの人なんですグッ

 

というわけで、Benjaminsというスラングは「100ドル紙幣」をあらわしているんです。

よく考えてみるとHIPHOPの曲のMVをyoutubeとかで見ると、紙幣をまき散らしたりするとかのようなお金がからんでるシーンをたまに見かけたりしますよね。

貧しい黒人の地区が発祥といわれているHIPHOPですから、やはりお金とは切っても切れない関係なんでしょう。