【サクッと演習】中学英語・受身形1 | 苦手を克服!得意をもっと得意に!中学・高校英語がわかる講座

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今回は中学英語の「サクッと演習」シリーズです!

受身形について勉強していきましょう!

 

チェック問題
次の日本文に合う英文になるように、それぞれの(  )内に適語を1語入れてください。
1.(栃木県)
ダイヤモンドは「宝石の王様」と呼ばれています。
The diamond (  ) (  ) the "King of Jewery."
2.(神奈川県立横浜国際高)
私は小さな村で生まれました。
I (  ) (  ) in a small village.
 
解説
1.英語は主語と述語、つまり「誰が」「どうする」の部分から書き始めるというのは、このブログで何度も書いてきた基本事項です。
この文の主語は「ダイヤモンドは」なので、The diamondで始まっています。
 
そして、「どうする」の部分は「呼ばれています」です。
「呼ぶ」の英語はcallなのですが、この文については「呼ばれています」となっていますよね?
つまり、「~される」という言い方をしているわけです。
 
このように、「~される」という言い方になっているのが受身形というわけですが、受身形は〈be動詞+過去分詞〉という形であらわすことができます。
この文では主語はThe diamondなので、使うbe動詞はisが正しいですね(amはIのときしか使えませんし、areは主語にyouがあるか2人[2つ]以上のものしか使えません)。
そして、callは過去形についてはedをつけるだけでできる「規則動詞」ですから、過去分詞もedをつけるだけ、つまりcalledでいいですね。
 
よって、
is、called
が正解です。
 
ポイント
受身形(「~される」)は〈be動詞+過去分詞〉の形であらわす
 
2.主語と述語を確認します。
主語は「私は」なのでIで始まっています。
そして、述語は「生まれました」であり、ここが問題になっているわけですね。
ちなみに、この問題文で出てきているvillageは「村」を意味する英語です。
 
さて、「生まれる」という英語はbe bornであらわされます。
beというのはもちろんbe動詞のことですが、bornというのはbear(~を産む)という英語の過去分詞です。
ということは、〈be動詞+過去分詞〉という形になっているので、受身形になっており、直訳すると「産まされる」ということになります。
なぜbe bornは「生まれる」という意味になるかというのは、こういう説明がつくわけですね。
 
この文の主語はIであり、そして「生まれました」と過去のことを言っているので、適したbe動詞はwas(amの過去形)です。
なので、正解は
was、born
です。
 
ポイント
「生まれる」はbe born