タイトルを見て「また音読はグッドな勉強法っていう話か」とうんざりしたという人は、このブログの常連さんですね(笑)
いつも読んでくれてありがとうございます!
おっしゃるとおり、音読はとってもいいやり方ですっていう話になるんですが、今回は単語の勉強という観点から書きたいと思います。
リーディングの勉強やリスニングの勉強などなど、いろいろな勉強法について書いたときに、今まで何度も音読の活用を提案してきました。
なので、今さら音読のことについてと思われるかもしれませんが、単語についてだとちょっと意外に思われるんじゃないですかね?
「どうせ単語帳に書いてる例文を音読しなさいって言いたいんやろ?」と思われたかもしれませんが、う~ん、その音読もとてもいいと思いますが、自分がここで想定していたのは教科書だとかの本文のことを指しています。
「それはリーディングの勉強法のことちゃうんか?」と思われたかもしれませんが、単語の勉強でも教科書の音読っておすすめなんです。
特に英語が苦手な人に言えることなんですが、文章を音読するというのは、単に口から声を出している作業で済ませていいというわけじゃありません。
きちんと本文の単語を見ないといけません。
その単語のスペルとの対応をしっかり理解しながら声に出さないといけません。
それができていないで、単に英語の音声を言ったところで、それは「英語」を発音しているのではなく、「お経」をわからずに唱えているのと変わりません。
単語を何度も見るというのであれば、単語のスペルも覚えていくことができるようになります。
そして、「こういうスペルを書いているからこう発音するんだな」と理解できていれば、より単語のスペルを覚えやすくなるだけじゃなく、発音問題にも対応する力がついていきます。
これをするのを簡単にするのが音読なわけであり、だからいろいろな先生などが音読を勧めるわけなんですね。
ということは、これらのことをきちんとした音読をしようと思ったら、本文を1回読むだけでは無理に決まってますよね。
何度も読むからこそ、これらのことがしっかりした音読ができるようになると思います。
単語帳とにらめっこして単語を覚えるのも大事ですが、音読だって効果的なんです。
音読をあなどらずに、ぜひ積極的に日ごろの勉強に取り入れてください!