今の時代、パソコンやスマホ、SNSがない生活というのは考えられないという状態の人は多いんじゃないでしょうか。
完全に自分の生活の一部になっているという人、スマホやSNSを自分の生活からとってしまったら何にも残らないという人とかですね。
「あ、自分のことかも^^;」とお思いになりましたか?(笑)
これだけ生活に進出してきていったら、そういった関係のことばが作られていくのも当たり前です。
日本でも「インスタ映え」っていう言葉がありますよね。
英語圏では、どんな言葉があるんでしょうか。
今回は、それを紹介していきたいと思います。
・cyberslacking
cyberというのは見たことがある人も多いんじゃないでしょうか。
「サイバー」と読みます。
そう、あの「サイバー」ですよね。
一方、slackingというのはあまり知られていないと思いますが、これは「たるんだ、ゆるんだ」を意味します。
つまり、パソコンなどからネットでゆるんだ状態ということになるわけです。
いまいちピンとこない説明かもしれませんが、仕事中に「ゆるんだ」状態となったらどうですか?
仕事中に眠くなったからということでAmazonをのぞいたり、ネットニュースを見たり、というように、仕事中に関係ないネットサーフィンをしてサボっていることをcyberslackingといいます。
最近だとスマホを見ながら講義を受けたりといったような勉強もできますから、勉強中にcyberslackingする人もいるんじゃないですかね?(笑)
・ego surfing
ego、つまり「エゴ」ということばから意味がわかった人が多いんじゃないでしょうか。
そうです、これはいわゆる「エゴサーチ」のことですね。
自分がネット上でどんな評判を書かれているのかを自分で検索することです。
ネットがなかった時代だったら、かげでどんなことを言われているかなんて、うっかり聞かない限り知らずにすんでいたものですが、今では検索しちゃえば見つけられちゃうんですから、ちょっとこわいですね。
いいことが書かれていたらいいんですが、悪口が書かれちゃっていたらと考えると、自分はそんな勇気ないです^^;
あ、ちなみに本題に戻ると、egoは「自意識、自我」という意味です。
・dweet
tweetだったら見たことありますよね?
「ツイートをすること」「ツイッターでつぶやくこと」ですが、それに関係するスラングです。
このdweetは「酔っぱらってツイートをする」という意味なんです。
酒の力ですっかり気が大きくなって、上司の悪口をつぶやいたり、ツイッター上でいろんな人にけんかを売るようなことをつぶやいたりするようなことですね。
中学生・高校生のみなさんにはまだイメージがわかないと思いますが、酒を飲めるようになったらそんなツイートはしないようにしてくださいね!
・typeractive
typeは「タイプ、型」という意味で単語帳に載っていることが多いですが、ほかに「(画面に)文字をうつ」という意味もあります。
そこから派生してtyper(=文字をうつ人)という形ができたんでしょう。
activeは「活発な」ということですね。
人前だとあんまり言えないのに、ネット上になるとすごく発言するっていう人、いますよね。
あるいは、メールとかLINEだったら気軽にすぐ発言する人もいますね。
typeractiveというのは、そんな文字上のコミュニケーションになるとアクティブになる人のことをいいます。
「ネット弁慶」なんていう言葉が日本にはありますが、ひょっとしたらそれと近いのかもしれませんね。