発音・アクセント問題に出る単語は決まっています | 苦手を克服!得意をもっと得意に!中学・高校英語がわかる講座

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即戦ゼミみたいな感じの問題集はみなさんはお持ちでしょうか?

大学受験をしようと思っている人にとっては、あんな感じの問題集は定番のようになっているんじゃないかと思います。

自分も大学受験の勉強ということで、即戦ゼミを使って勉強していたことがあります。

 

そんなタイプの問題集では、たいてい前半に文法・語法関係のことが収録されて、だいたい最後あたりの部分で単語関係のことが収録されているはずです。

その単語関係のことというのは、発音問題やアクセント問題に関係することで載っています。

単に「この4つのうち発音が違うものを選べ」「この4つのうちアクセントの位置が違うものを選べ」というような問題のみをズラズラと並べた形のものもあれば、わざわざ「tion、cionがあとにつく単語は1つ前の母音にアクセント」のようなミニ解説を小見出しにつけて問題を並べる(あるいは単語を並べる)形のものもあります。

 

どちらがいいかというのは、それを使って勉強する人によって違いますから、ここではどちらがいいかということについては書きませんが、ひとつだけ言えることは、「その部分もきちんとやりましょう」ってことだけです。

文法とか語法・構文の部分は一生懸命やるのに、発音・アクセントのパートになるとそこまで一生懸命やらない、最悪の場合はまったくやらないというのを、ちょこちょこと耳にします。

「だって、覚えるべき単語っていっぱいあるんだから、発音とかアクセントのところで出される単語もその分いっぱいあるんやろ?じゃあ、問題集にある発音とかアクセントの問題を解いたって同じのが出るとは限らないし」っていうのが考えにあると聞いたことがあります。

 

いえいえ、そんなことはありません!絶対にきちんとやるべきです!

実は、発音・アクセント問題で取り上げられる単語ってけっこう決まっているんです(もちろん、毎回同じ単語ばっかりが取り上げられるという意味ではありませんので、そこは注意してください!)。

 

よくよく考えるとそうでしょうね。

ローマ字読みのままで読めるような簡単な発音の単語なんて、出題したって意味がないですし、「ここにアクセントを置いて読むんだな」とふつうに考えたらわかるような単語を出題してもみんな正解するに決まっています。

「こういう単語をきちんと読めるかな」とか、ちゃんと勉強してないとわからないような単語だからこそ出題する価値があるわけです。

しかも大学入試レベルになると、高校入試レベルの単語は出題から省くことのほうがふつうですよね。

 

ということは、大学受験レベルまでの単語の中からそういうのを選んでいくと、残る単語はそんなに多くなくなることになります。

即戦ゼミとかで扱っている単語はその「残った」単語たちということになります。

その発音・アクセントをおさえておけば、発音問題やアクセント問題をクリアできる確率は段違いに上がることでしょう。

 

しかも、そういうところで目にした単語は、大学受験レベルで考えると重要な単語のはずです。

ということは、もし知らない単語があれば、入試を受けるうえでは必ず覚えるべき単語、覚えていないとまずい単語というわけです。

意味も知らずにその単語の読み方を知ってるだけじゃナンセンスですし、むしろ「この単語、知らないんやけど、何って意味なんやろ?」と疑問にも思いますよね。

知らない単語があれば、合わせて自分の語彙力を増やすことができますから、単語の勉強の面からみてもとても役立つわけです。

 

ですから、即戦ゼミとかを使って勉強している高校生のみなさん、最後のページまでしっかりやりこんで、内容を自分のものにしていってください!

大学入試などをきちんと分析してつくられた問題集ですから、「やってもたいした成果にならない」なんてページは1ページもありませんので(^_^)