【サクッと演習】中学英語・動詞2 | 苦手を克服!得意をもっと得意に!中学・高校英語がわかる講座

苦手を克服!得意をもっと得意に!中学・高校英語がわかる講座

英語が苦手だ、よくわからないという中学生・高校生のみなさんに学校の授業よりもわかりやすくポイントを説明したり、英語が得意になるような勉強法を紹介したり、スラングなど英語の雑学を教えるブログです。英語についての相談にも応じますよ!

今回は中学英語の「サクッと演習」シリーズです!

さっそく問題へいきましょー!

 

チェック問題
次のそれぞれの(  )内に入れるのに最も適当な語句を選び、その番号を答えてください。
1.(神奈川県)
The new English teacher from Australia (  ) very well.
ア.to sing
イ.sing
ウ.sings
エ.singing
2.(栃木県)
Beth (  ) a bag last week.
ア.buy
イ.buys
ウ.bought
エ.buying

 

解説・日本語訳

1.この文の主語(「~は」にあたる部分)はどこかを考えると、The new English teacher(新しい英語の先生)だといったん考えられます。

この直後にfrom Australia(オーストラリア出身)とありますが、これは「英語の先生」のことを説明している部分ですから、これも主語にあたる部分に含まれるといえますね。

 

そして、空所があって、その後の部分を見るとvery well(とても上手に)とあります。

ここで気づいたかもしれませんが、動詞にあたる部分(「誰が」「どうする」についての「どうする」にあたる部分)がありません。

ということは、空所にそれを入れないといけないわけですが、これによりアとエはちがうということになります。

アは不定詞ですから、「~すること」「~するため」という意味なので「どうする」の部分の役割を果たしませんし、エは進行形だったらbe動詞がいっしょにないといけないからです。

 

イかウかのちがいですが、ウには三単現のsがありますね。

この文の主語は「英語の先生」ですから、「私」とも「あなた」とも関係がない人なので三人称です。

そして、teachersと複数形になっていないことを考えると、その「英語の先生」は一人ですので単数です。

 

ということは、過去形とかにしないのであれば三単現のsが必要です。

なので、正解はウとなります。

日本語訳は

「オーストラリア出身の新しい英語の先生はとても上手に歌います」

です。

 
ポイント
主語が三人称(「私」とも「あなた」とも関係がない人)で一人(一つ)のことについて、現在の話をするときは三単現のsがいる

 

2.この文の主語は当然Beth(ベス)です。

次に空所があって、その直後はa bag(かばん)となっていますから、この文にも動詞がありません。

 

1.のときと同じ理由でエは間違いということはわかります(進行形だったらbe動詞がいりますからね)。

残った3つから考えることになるわけですが、よく見ると、この文はlast week(先週)ということばで終わっています。

「先週」ということは、過去のことについて話しているわけですから、この文では過去形を使う必要がありますね。

 

buyの過去形はboughtです。

ふつう過去形はedをつければいいのですが、buyはそういう過去形をとらない動詞(不規則動詞)なのでこのような形になります。

よって、正解はウで、日本語訳は

「ベスは先週かばんを買いました」

となります。

 

ポイント
過去のことを述べるときには動詞を過去形にする