単語の暗記に便利な接頭辞・接尾辞 | 苦手を克服!得意をもっと得意に!中学・高校英語がわかる講座

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タイトルにちょっと難しい用語をいきなり出しちゃいました。
「接頭辞」「接尾辞」。
何のことだかわかりますか?

接頭辞というのは、単語の頭につくと、なんらかの意味をもつようになるものです。
一方、接尾辞は、それの単語のおしりバージョン、つまり単語のおしりにつけて、なんらかの意味をもつようにするものです。
高校生なら、ぜひ知っておきたい用語です。

これは単語を勉強する上でもかなり便利なものです。
なぜなら、これを知っていると、関連語としてセットで単語を覚えやすくなるからです。
覚えるべき単語の量がかなり増える高校生にとっては、かなり便利な暗記法になることと思います。

今回は、そんな接頭辞・接尾辞について、「これは知ってると便利だし、よく出てくるよ」っていうものを取り上げて説明したいと思います。
ぜひ今後の単語の勉強に役立ててください!

接頭辞
・re…「再び」という意味をもたせる
例:start(始める)→restart(再開する)

・un、dis…否定の意味になる
例:
happy(幸福な)→unhappy(不幸な)
like(~を好む)→dislike(~を嫌う)

・ex…「外へ」という意味をもたせる
例:port(港)→export(~を輸出する)

・mis…「誤って」という意味をもたせる
例:understand(理解する)→misunderstand(誤解する)

・pre、pro…「前の」とか「先の」などの意味をもたせる
例:
pre+cede(進む)→precede(先行する)
pro+pose(置く)→前に出す→propose(提案する)

・uni…「単一の」という意味をもたせる
例:form(形、形式)→uniform(制服)

接尾辞
・ion、tion、ness、al、ment…これがつくと名詞になる
例:
inform(~を知らせる)→information(知らせるもの=情報)
happy(幸福な)→happiness(幸福)
arrive(到着する)→arrival(到着)
move(動く)→movement(運動)

・er、ant…これがつくと人をあらわす名詞になる
例:
write(書く)→writer(書く人=作家)
attend(付き添う)→attendant(付き添う人=随行員)

・ee…これがつくと「~される人」をあらわす
例:employ(~を雇う)→employee(雇われた人=従業員)

・ics、logy…これがつくと学問をあらわす
例:
economy(経済)→economics(経済学)
zoo(動物園)→zoology(動物学)

・ive、ful、al…これがつくと形容詞になる
例:
mass(集団)→massive(大量の)
beauty(美)→beautiful(美しい)
occasion(時機、場合)→occasional(時々の)

・ly…これが形容詞につくと副詞になり、名詞につくと形容詞になる
例:

beautiful(美しい)→beautifully(美しく)

week(週)→weekly(毎週の、週1回の)