あまがえる 赤い椿の 蔭に鳴き | 短歌ひとり旅

短歌ひとり旅

西行 芭蕉のあとをたずねて

 ・ ねむる山 起こせよ萌黄やま桜

    富士はま白に つばめなきかふ

 

 ・ 露もあり 咲きて愛「かな」しき朝顔の

    写す花ふち こまかきトゲあり

 

 ・ うるわしき 色はたまゆら 和仁桜

    映せよこころに ことしの春を

 

 ・ あるがまま流され よどみ汚わいの

     みつる此の岸で 掉さす先は

 

 モーツアルトのピアノソナタ 3,10、12、番を聴きながら

 低音と高音が耳の左右に分かれて まとまつて聴く なにか

 音の幅 深みが弾かれていて この聴き方でいこうか、