フランス外人部隊 入隊から教育そして戦場へ | 戦車のブログ

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毎年、世界中から10,000人の若者がオーバーニュのフランス外人部隊へ志願兵が応募しに来るという。

 

入学試験に合格するのは10%のみ。

 

アメリカのリム、マダガスカルヴァイファナ、フランスのリエナートとレヴェルは、このエリート部隊の一員になるために志願した。

 

同時に、アフガニスタンのスパー・クンデイから数キロ離れた250人のフランス外人部隊が反乱軍に囲まれていた。

 

 

第1外人連隊は、ブーシュ=デュ=ローヌ県オーバーニュに駐屯する、外人部隊総司令部隷下のフランス陸軍の管理連隊である。

 

兵種は各種、伝統的区分は外人部隊である。

 

 

連隊は、外人部隊総司令部の下で外人部隊全体の人事、輸送、装備、消耗品、その他の管理を専門に行う。 

 

新入隊員の教育、業務を担当する。

 

 

 

私の友人にフランス外人部隊へ入るべく入隊するためフランスへ行った経験のある者がいる。

 

視力が悪くて落とされたと言っていた。

 

柘植久慶氏の著書に感化されてのことだった。

 

その柘植氏は、1962年、アルジェリア戦争においてフランス外人部隊の格闘技教官(中尉待遇)として参加し、後に米軍のグリーンベレーの大尉となりベトナム戦争に・・・・本当の話かな?。

 

 

 

フランス外人部隊に入隊した元自衛官の日本人の話。

 

 フランス外人部隊と聞けば、さぞ精強で屈強な猛者が集まる集団と誰もが思うだろう。

 

たしかに各国から集まった命知らずの男たちが集う精鋭の軍事組織であることはいまも昔も変わりはない。

 

 だが、このフランス外人部隊にも時代を経るに連れ、緩やかながら変化が起こっているという。

 

 

 

入隊試験は日本語でも受けられる

 

「“普通の就職先”のひとつとして外人部隊をみている者が年々増えつつあります。高校や大学を出て、警察、消防、自衛隊、そしてフランス外人部隊……と。軍事ヲタクみたいな連中が応募して、受かってしまう。日本人は基礎学力が高いので入隊試験そのものをクリアすることは難しいことではありませんからね。問題はその後です」

 

 

 フランス外人部隊では、入隊時にフランス語が話せなくても入隊試験はクリアできるという。

 

事実、入隊試験は日本語でも実施されているのだ。

 

その試験内容は日本の公務員試験同様、数的推理、判断推理、空間把握や、地図の把握など基礎的知能を問うものだ。

 

日本人なら中学校卒業ないし高校1学年修了程度なら、まず合格できるレベルだそうだ。

 

意外にも入隊へのハードルは低い。

 

「体力テスト、志望動機なども聞かれます。自分は自衛隊を経験してこちらに来ましたが、その内容は自衛隊の試験とさほど違いはありません。とくに自衛隊経験がなくとも日本で普通に勉強し、とくに身体面で問題なければまず合格はできます」 

 

 

 合格し入隊が決まると、いよいよ“精強部隊”への仲間入り。

 

 

この最初の訓練時に脱落する者がもっとも多いという。

 

しかし、日本人が脱落する理由は、フランス外人部隊で頑張っている現役の日本人兵士をがっかりさせるにあまりあるものばかりである。

 

「自分が除隊を申し出た日本人兵の通訳を担当した者のなかには、『親の家業を継ぐことが決まった』『すぐに戦場に行きたいのに、なかなか機会がない』『雑用ばかりで本物の男になれなさそうだから』などなど、ナメた理由ばかりです。日本人の評判が悪くなるのも頷けますよ」

 

 

人事担当のフランス人の上官から「彼はなぜ辞めたいといっているんだ?」との問いに、「訳したくありません」と答えることもしばしばだ。

 

 

「訓練や任務についていけないなら、そう正直に話してくれればいいんです。それをああだこうだ理屈を並べ立てて……。同僚の外国人兵からも、『やっぱり日本は恵まれた国だ』とバカにされています」物見遊山でやってこないでほしい。

 

 

 

 

 「軍隊などどこの国でも日常は雑用ばかり。草むしり、掃除、体力練成が続く。自分も実戦に参加するまでは本当にこれが実戦に役立つのかといつも疑問を抱えていた。しかし最初の実戦に参加してその考えは一変しました。雑用ひとつこなせない人間は実戦では何の役にも立たないと」

 

 

 

 初陣で“本物の戦場”をみて「死ぬことは容易い。だからこそ生き抜かなければならない」と考えを新たにしたと話す。

 

「仲間や敵を問わず、ぐちゃぐちゃになった死体、見たことありますか? そんなグロテスクな死体になった兵士でも、国に帰れば親兄弟や恋人もいるんですよ。戦争は外交の手段かもしれない。でも、どんなに時代が進んでも実際に戦うのは生身の人間なんです。物見遊山でやってるんじゃないんですよ」

 

 

フランス外人部隊が、“外資系企業”への就職と同列に扱われる日本の実情は、フランス外人部隊の現実とはあまりにもかけ離れている。

 

外人部隊での日本人は評判は良くないようだ。