SARC(特殊偵察衛生兵) | 戦車のブログ

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衛生兵のイメージは戦場で負傷したら「衛生兵ーー!!」と叫び、弾雨の中駆けつけて手当してくれる・・・。

 

私はまた違ったイメージなのだが、基本「武器」を持たず腕に赤十字の腕章をしている姿なのだが・・・。

 

衛生兵(combat medic, medic)は、軍隊において医療に関する業務を行う戦闘支援兵科の一種である。

 

その任務の特殊性と専門性及び人道上の理由から、戦時国際法上における医療要員として、他の兵科の軍人とは異なる各種の保護資格等が与えられている。

 

 

なお、医療従事者の免許・資格が無くとも、軍隊の衛生部隊に配属されている軍人で部隊が任務を行うのに必要とされる人員(輸送機器の運転手や部隊・組織の管理要員など)は国際法上の衛生要員として扱われる。

 

 

1929年にジュネーヴで傷病兵保護条約(ジュネーヴ条約)が結ばれ、衛生兵などは国際法規により保護されることとなった。

 

第6条から第9条にかけて、保護規定が定められている。

 

衛生部隊及びその施設は交戦者によって保護される(第6条)が、害敵行為は保護資格を失う(第7条)。

 

自己防衛や傷病者保護のために部隊が武装している場合(第8条1項)、武装衛生要員不在時に、衛生部隊等が武装部隊によって警備されている場合(第8条2項)、傷病兵より取り上げた武器が所轄機関に未だ引き渡されていない場合(第8条3項)、獣医機関の人員等が衛生施設等の一部分を構成しないで施設を設置している場合(第8条4項)においても、衛生部隊・要員等は保護されるものとされる。

 

第9条において、傷病者の収容・輸送・治療に従事する人員のみならず、事務・看護・宗教要員も捕虜にはされないとされている。

 

 

これは、1949年のジュネーヴ諸条約及び1977年のジュネーヴ諸条約第一追加議定書にも、同等の規定が継承されており、諸条約第1条約の第3章及び第4章、第一追加議定書の第8条から第16条にかけて衛生要員の保護が規定されている。

 

 

一般的に従軍中は自衛の為の武器(せいぜい拳銃1丁と予備弾)以外は持つ必要が無かった。また衛生兵は敵側にも衛生兵と分かるように多くの場合ヘルメットに赤十字のマークがペイントされており、加えて“白地赤十字”章入りの腕章を着装していた。

 

第二次世界大戦のドイツ軍などでは、衛生兵であることを強調するために非常に目立つ“白地赤十字”章のゼッケンを着用することさえあった。

 

 

しかし、第二次世界大戦後半になると戦闘中の混乱等から、衛生兵であっても攻撃を受けることが出始めた。

 

また(高度な専門知識が求められるゆえ補充が利きにくい兵科であり、敵側に衛生兵がいなくなれば敵側の生存率は下がるため)誤射を装って意図的に攻撃されることも多かったとも伝えられる。

 

 

そのため自己防衛のために衛生兵であっても小銃や短機関銃、手榴弾などの武器を携帯し従軍する事例もある。

 

とはいえ、本来の任務は傷病兵の救護や治療であり、医薬品・医療器具や包帯などを大量に携帯する為(専用のバックパックが存在する)、自衛の為の武器といっても軽量な拳銃くらいしか持てない場合が多い。

 

 

 

しかし、特殊部隊とか戦場を駆け巡る衛生兵には当然「武器」を携行し戦う衛生兵だっているのだ。

 

 

特殊水陸両用偵察衛生兵というのが米軍にある。

 

通称SARC(サーク)。

 

これ検索したら「性暴力救援センター」の記事ばかり・・・。

 

 

米海兵隊の特殊部隊の衛生兵ってことなのだが・・・。

 

詳しくは動画を観てね。

 

英語だけど・・・。