韓国軍事政権下の拷問捜査のルーツ | 戦車のブログ

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韓国ドラマでは朝鮮王朝の時代劇が日本でも多く放送されているが、韓国ドラマが真実なんて思ってはいないが、そういうドラマでは必ずと言っていい程主人公は一度は逮捕され拷問されるシーンがある。

 

とは言っても「チャングムの誓い」とかくらいしか知らないけれど・・・。

 

韓国の拷問の歴史って日本統治じゃなくて朝鮮王朝からなんじゃないのって思うんだけれど・・・。

 

以下産経ニュースより転載

 

 

 

 5年前のゴールデンウイークに、軍事政権下で行われていたという拷問捜査を描いた韓国映画「南営洞(ナミョンドン)1985」をみた。東京・渋谷の映画館を出ると、街頭に若者らの陽気な笑い声が響く中、ひとり暗鬱な気分になった。

 

 

 映画の舞台は、ソウル市内の南営洞にあった“アカ(共産主義者)”を取り調べる治安本部対共分室。

 

作品は、盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権(2003~08年)で保健福祉相を務めた金槿泰(キム・グンテ)氏の手記を基に制作された。

 

 

 民主化運動に携わっていた金槿泰氏は公安警察によって1985年に不当逮捕され、22日間にわたり、水や電気を使った拷問を受けたという。

 

映画では、壮絶な拷問捜査の様子が描かれていた。

 

 

拷問捜査の元凶は“親日警察”

 

 

 南営洞では実際に、ソウル大の学生運動家、朴鍾哲(パク・チョンチョル)さんが公安警察の取り調べの最中に浴槽の水に顔を浸す「水責め」と呼ばれる拷問を受けて死亡する事件(1987年)が起きている。

 

当時、韓国社会を揺るがし、その後の民主化抗争の導火線にもなった大事件だった。

 

 

 ソウル市内には、他にも拷問捜査の拠点があった。

 

ソウル中心部の南山(ナムサン)には、かつて「韓国中央情報部」(KCIA)や「国家安全企画部」(安企部)と呼ばれた情報機関の取調室があり、軍事政権下では北朝鮮のスパイ摘発や反政府運動の取り締まり(拷問捜査)が行われていた。

 

 

 韓国では、こうした拷問捜査のルーツが日本統治時代だという指摘がある。

 

韓国誌に連載された歴史話を1冊の本にまとめた「韓洪九(ハン・ホング)の韓国現代史」(邦訳版)には「親日警察を清算しないまま出発した韓国警察において、拷問はある意味では原罪のようなもの」と記述されている。

 

 

 統治時代、朝鮮総督府は多くの朝鮮人も警察官として登用していたが、こうした警察官がそのまま韓国の警察に残ったことが拷問捜査の元凶というのだ。

 

戦前の日本にも「特高」と恐れられた特別高等警察が共産主義者らを厳しく取り締まっていたが、韓国の軍事政権が民主運動家らを「アカ」と決めつけ、似たようなことをしていたのかもしれない。

 

 

残虐な拷問を朝鮮総督府が廃止

 

 

 さすがに民主化された現在の韓国で拷問捜査は行われていない。

 

ただ時代をさかのぼると朝鮮王朝時代には、拷問捜査は一般的に行われていた。

 

 

 拷問の一つ「周牢(チュレ、チュリ)」は、日本でも放映されている韓国の歴史ドラマによく登場するので、日本でも結構知られている。

 

容疑者を椅子に座らせ両足を固定した上で両膝を縛り、脛の辺りを2本の太い棒を通し、その両端が交錯するようにねじ曲げるというものだ。

 

 

 朝鮮半島で19世紀中頃に布教活動をしていたフランス人宣教師らの書簡や資料から、当時の社会制度や慣習などをまとめたシャルル・ダレ著「朝鮮事情」(邦訳版)にも周牢の記述がある。

 

 

 「手慣れた執行人なら、骨をただ曲げるようにして押さえつけることができるが、経験の浅い初心者の場合は、骨は即座に折れ、血とともに骨髄が飛び出す」

 

 

 統治時代初期の朝鮮半島には、周牢は「笞刑(テヒョン)」と呼ばれる、むち打ちの刑とともに残っていたが、あまりにも残虐なため朝鮮総督府によって2つとも廃止されている。

 

 

 統治時代に日本留学経験がある韓国人小説家、金東仁(キム・ドンイン)の「笞刑」というタイトルの作品を以前、読んだことがある。1919年3月1日に韓国で起きた日本統治からの解放を求める「三・一独立運動」当時、金東仁は出版法違反で3カ月間監獄に収監されているが、作品は恐らくそのときの獄中記を描いたとみられる。笞刑が廃止されたのは翌1920年になってからで、19年当時は笞刑が残っていた。

 

 

 独立運動は朝鮮半島全域に広がり、地方の警察署や郡庁などが襲撃される騒乱状態にまで発展。

 

逮捕された収監者でどの監獄もいっぱいで、夏になると内部は暑さで耐えられないほどだったようだ。

 

 

作品には、5坪(約16平方メートル)の監獄に41人が収監されていたとある。横たわって眠るスペースもなかった。誰もが1人でも減ってほしいと願う中、笞刑の判決を受けて控訴した老人を、主人公をはじめ他の収監者が精神的に追い込み、控訴を取り下げさせる内容だった。

 「七十の坂越えた年寄りがむち打たれて無事なはずがない、わしはどうなろうと、あんたがたが…」

 老人が笞刑を受けるため、看守に刑場へ引かれていく際にもらした言葉だ。

 

狭い監獄でたった1人分のスペースを確保するために老人にしたことを、主人公が悔悟するというものだ。

 個人的な感想だが、極限状態に置かれた人間の性(さが)を生々しく描写した金東仁の作品はおもしろいと思った。

 

金東仁は朝鮮における本格的な短編小説の基盤を作った作家と評価され、代表作「カムジャ(じゃがいも)」は韓国で1980年代に映画化されている。

 一方で日本統治に協力した“親日派(チニルパ)”という売国奴の烙印(らくいん)を押されているせいか、知人の韓国人に聞いたところ、一般的に金東仁は知られておらず、作品もあまり読まれていないという。

 “親日”は韓国社会の至るところに現れ、時には文化をも封じ込めてしまう“呪文”のような力を持っている。(編集委員 水沼啓子)

 

 

(産経ニュース)

 

 

韓国ドラマでは女性でも椅子に縛られて血だらけになって拷問されるシーンは定番だ。

 

日本じゃそんなシーンは滅多にないね。

 

つまり朝鮮半島じゃ拷問は日常的な捜査手法だったんじゃないのか?

 

北朝鮮なんてもっと酷いよね?それも日本統治の残滓なんて言うのか?

 

さすがに日本でもやらないことを朝鮮半島じゃやっているよ。

 

機関砲で撃ったり・・あっあれは拷問じゃなく処刑か。
 

朝鮮半島の拷問って日本統治の残滓じゃなくて朝鮮半島の伝統なんじゃないのか?

 

悪いことはなんでも日本なのね、それが朝鮮半島の文化だよ。