対艦ミサイルは、陸上、艦艇、潜水艦、航空機などに装備され、名の通り敵の艦船を破壊するのを目的としたミサイル。
発射プラットフォームにより地対艦、艦対艦、空対艦などに分類される。
他のミサイルと比較してシースキマー型の超低空飛行特性が特徴である。
戦術用途の対地ミサイルの一部と艦対空ミサイルの多くは艦船攻撃用途に用いる事も可能であるが、これらは通常、対艦ミサイルとは呼ばない。
しかしながらSS.11/12、ヘルファイア、スタンダードなど一部のミサイルは専ら対艦用途に装備される場合があり、そのような場合には対艦ミサイルと呼ばれる場合もある。
対艦弾道ミサイルは、海上の艦船を対象とした弾道ミサイルである。
防衛省では対艦攻撃弾道ミサイルと訳している。
巡行速度は一般的な対艦ミサイルより高速なマッハ10であり、現時点で最終段階における迎撃手段としては艦船に搭載される防御システムではイージス艦搭載のSM-3弾道弾迎撃ミサイル以外に無い。
地対艦ミサイルとして内陸から発射されるが、飛翔経路が超高空かつ飛翔速度が超高速であるために迎撃や発射プラットフォームの破壊が難しい。
艦載機と多数の護衛艦艇に守られたアメリカ海軍の空母すら撃破できるという意味で「空母キラー(carrier-killer)」とも呼ばれる。
対艦ミサイルから艦艇を守るシステム。
自衛隊にはあるのかな?調べてみた。
対艦誘導弾は、自衛隊をはじめとする政府機関、文書における対艦ミサイルの公称。
空対艦誘導弾は航空機に搭載して艦艇を攻撃する空対艦ミサイル、地対艦誘導弾は陸上から海上の艦艇を攻撃する地対艦ミサイル、艦対艦誘導弾は艦艇に搭載し海上で敵艦艇を攻撃する艦対艦ミサイルである。
対艦ミサイルから艦艇を守る対艦ミサイル防衛システムは・・・・・調べても出てこないね・・・。