米軍病院船の台湾寄港検討 中国反発を慎重考慮 | 戦車のブログ

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支那の顔色を見ながらというのは・・・それだけ支那の脅威が深刻なのだということか?

 

日本に空母を持つのは莫大な費用がかかるから反対などと平和ボケしたことを言っていては、いざという時に何もできないし遅いのだ。

 

マーシー級病院船は、2009年時点でアメリカ海軍が保有している世界最大の病院船である。

 

原形は、1976年に就役したサン・クレメンテ級タンカーであり、それをアメリカ海軍が買い取り、1986年と1987年に病院船として改装し、再就役させたものである。

 

2009年現在の時点で、アメリカ海軍が運用している病院船はこの2隻のみである。

 

 

基本的な船型は、タンカー時代のものを踏襲しているものの、上部構造物は大幅に追加されている。

 

艦橋は、船体前部に移動し、船の中央部には大型ヘリコプターが着陸可能な発着甲板が設けられた。

 

船体は白色に塗装され、各所に赤十字マークが付けられている。

 

医療設備として、1,000床のベッドと12室の手術室を持つ。

 

日本の海上自衛隊には病院船はないね・・。

 

以下産経ニュースより転載

 

 

 

【ワシントン共同】米政府が台湾との関係強化の一環として、海軍の病院船や沿岸警備隊艦船の台湾寄港を検討している。

 

ただ中国を過度に刺激して米中間の緊張が激化する恐れもあり、複数の外交筋によると、米国は派遣の形態や時期を慎重に見極めているもようだ。

 

 

 昨年12月に成立した米国防権限法は米台の軍艦船の相互訪問検討を国防総省に要請したほか、今月16日には米台の閣僚や高官の相互訪問を促進する法案が成立したばかり。

 

 

中国は中台を不可分の領土とする「一つの中国」原則に反すると主張している。

 

 

 米軍病院船は災害時の医療支援を担い、病院機能が失われた際に有用だとして日本でも関心が高まった。

 

近年では東南アジアなど医療体制が十分ではない国を訪れて無料診療を行っており、その途中で台湾に立ち寄る案が浮上している。

 

(産経ニュース)

 

 

 

通常はアメリカ東海岸と西海岸に一隻ずつ配備されて少数の民間人スタッフで維持されており、基本的に岸壁に係留されるか港湾内に停泊して待機し、外洋には機関の整備と点検のために年7日ほど航海するのみである。

 

 

出動の際は別途医療スタッフや支援スタッフを招集・乗船させる手はずとなっており、出航まで5日ほどかかる予定となっている。

 

物資と人員を満載した場合、任務の状況にもよるが約90日間の行動が可能となっている。

 

海上自衛隊では、独自の病院船を保有する計画があり、政府内でも検討が進められていた。

 

 

しかし新造では建造費用が350億円かかる、維持費も高価であることから専用船の新造や中古船改造は断念され、大規模自然災害や武力紛争など有事の際は、既存民間輸送船に野外手術システムを積む予定であり、今後試験運用が行われる予定とされる。