☆Tanjerin's BAR☆ -84ページ目

恋花。




りぴですみかん





今日は、ちょっぴり切なく甘酸っぱいお話。















休日。




久しぶりに公園へ足を運ぶと




ある一輪の白い花を見つけた。










「清純」











それは、たくさんの花が咲き乱れるなかで、



ひときわ輝いているようにみえた。










その甘い香りに吸いよされるように、



花の前に座り、ずっと眺めていた。










花びらが風に揺れるたびに、



まるで笑いかけてくれているように見えた。







話しかけると、その花は風に揺れて、



相槌を打ってくれているかのようだ。










幾重にも重なるその花びらの奥には、甘い香りのする蜜が輝いている。






蜂や蝶たちもまた、その蜜の香りに誘われてか次々と足を運んでいる。











その白い花は、いつも優しく微笑んでいるように見えた。















ふと周りを見てみると













その白い花は、赤いレンガに囲まれたキレイな花壇に植えられていた。







手入れの行き届いたキレイな花壇だ。









そして、








その花の隣には、小さな双葉の芽が生えていた。










太陽の光を浴びて元気よく顔を覗かせていた。




その青々とした葉に反射する光が輝いていた。
















そこへ







花壇に近づく足音が聞こえてきた。












「こんにちは。」





「ども。」








「可愛いお花ですね。」





「ありがとうございます。」








「大雨の夜、この花を見つけて助けてあげたんですよ。」





「優しいんですね。」





「ほっとけない性格なんで。(照)」









「見てると心が落ち着きます。」








「・・・はい。」









「また、見に来てもいいですか?」








その人は、笑顔で頷いてくれました。











$☆Tanjerin's  BAR☆


春の訪れを感じさせる、柔らかい風が頬をかすめていくのを感じた。


















コタツとみかんがあれば生きていける、りぴなのでしたみかん