こんにちは。ぬか床担当の星野です
朝晩、だいぶ冷え込んできましたね
ぬか床は、気温に敏感なので、確実に漬かりが遅くなっているようです。
今週は、大根を2回漬けたのですが、1回目と2回目で仕上がりがかなり違ってしまいました。
1回目は、夕方から翌日の朝まで、約12時間漬けました。
ここしばらく行っているパターンですので、普通に漬かっているだろうと思って掘り出してみると…
浅い!表面は漬かった色になっていますが、切ってみると、中の方は生の大根の白さのまま。明らかに漬かっていません
まるで大根サラダを食べているようでした。
なんでこんなに漬かっていないんだろう?
と思い返してみると、心当たりが2つ。
1つ目は、気温のこと。
昼間はそれなりに気温が上がるので意識していなかったのですが、漬けているのは夕方から朝までという気温が一番下がる時間帯。
朝晩の冷え込みを考えると、今までと同じ時間では短すぎたのです。
2つ目は、大根の切り方。
大根を厚さ5cmくらいの輪切りにしたのですが、これが完全に失敗でした。
大根の表面から中心までの厚みがあり過ぎて、中の方が漬からなかったのです。
そういえば、参考にしている本でも、大根は縦に2つか4つ割りにして漬ける、と書いてあります。
縦に切れば、表面から中心までの厚みが小さくなりますよね。
たかがぬか漬け、されどぬか漬け。
もっと考えて漬けなければ
ということで、リベンジの2回目を漬けました。
今度は、縦に4つ割りにしましたし、漬け時間も、夕方から翌日の昼までと、約5時間長くしました。
これならうまくいくはず。
ということで、これが2回目のぬか漬けです。
よし、漬かり具合もいいし、中まで漬かっています
味は…まあまあといったところでしょうか。
悪くはないのですが、ぬかの旨みがもっとしてもいいような気がします。
ぬかの熟成が悪いのでしょうか。
少しずつ改善して、よりおいしいぬか漬けを出せるようにしたいと思います。
それではまた
