遊びの上級者しか知らない | 谷 英樹のブログ

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根拠のない自信

【佐久島で自然体験!親子「根っこ塾」】
2024年8月3日 10:00〜16:30

本日3回目の西尾市観光協会さん主催、西尾市さん、博報堂プロダクツさんの協力を得ての親子根っこ塾になりました。


今日も天気は良すぎるぐらいになりました〜


飛び込みたくなりますね。


参加者さん、佐久島に到着!


今回も多くの方が参加していただきました。

ありがとうございます。


さぁ!タコをいただきにいくよ〜


地元漁師さんにお願いして、生きたタコを準備してもらいました。

毎回、ありがとうございます!



このタコを子どもたちで捌いて、調理して、食べます。


では、今からお昼ご飯づくりをしますよ〜


まずは、薪拾い


この間に、いつものように親御さんとお話会

○子どもの将来のために、今なにが大切なのか?

○お母さんの笑顔のお話

○無理強いのお話

などなど、もう少し話せたらよかったのですが時間切れでした。


さぁ、子どもたちは薪拾いから帰ってきて、今からご飯づくりです。


ここ2カ所でご飯を炊きます。



米を研いで、火をつける。


「ぼく、できるよ!」


じゃあ、好きなようにやってみよう!

これが、子どもにとってたのしいんですよね。

結果、できても、できなくてもいいんです。とにかく、やってみる!



こちらは、カレーづくりチーム


慣れたもんだね。


体験してる子たちは、積極的に取り組んでくれます。


こっちは?

タコですね〜


タコのカラダのつくりを観察しながらの調理


美味しそう〜


いただきます!

こんな時間になってしまいました。


食後は、海へ!



ブランコで


こっちは?


面白そうなものが見つかると、みんなが集まってきます。


根っこ塾では、遊ぶプログラムはありません。

また、みんなで一緒になにかを行うということも考えていません。


ただ、結果的にみんなで集まって、なにかがはじまったり、目的が同じもの同士が集まって遊んだりすることはあります。


お昼ご飯づくりも、食べたい子同士が集まって作る、遊びを優先する子は、先に遊んでから、お腹が空いたら自分で作る。そんなスタイルで活動しています。


子どもたちそれぞれが、好きなように自分のペースで過ごす場所です。


誰かと一緒になにかをする。友達と仲良くなる。コミュニュケーション能力を身につける、など。そういうことより、その子自身、個の心が満たされることを大切にしています。個が満たされたら自然に周りとの関係を築きはじめます。また、気配りができたり、年下の子のめんどうをみたり、優しい子になると考えています。


これが根っこ塾です。


親御さんからしたら物足りないと感じるかもしれませんが、子どもが求めている『たのしい』は、自分で探し考え、自分で決め、そして、自分で行動する。これがあっての遊びではないかと思うんです。


与えられた遊びより、自分で探し出したり、つくり出した遊びの方がたのしいし、得るものも大きく、育まれるものにも差が出ると思います。


なにもないところから遊びをつくる、遊びの上級者になってほしいです。


本日もありがとうございました。