根っこキャンプ13泊14日 14日目(最終日) | 谷 英樹のブログ

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根拠のない自信

【根っこキャンプ13泊14日】14日目(最終日)


おはようございます〜


今日で、根っこキャンプ 終わりです。



根っこキャンプ13泊14日は、


①食事を2食以上食べる

②洗濯をする

③お風呂に入る


これ以外は自由です。私たちスタッフは、なにも準備せず、誘導もしません。



そして、豊かな自然の中で、ひと昔前の暮らしをベースに遊び尽くす。テレビやゲームのように簡単に『たのしい』が手に入るものはなく、薪を使っての ご飯づくりやお風呂焚きのように手間暇かかる暮らしの中で、子どもたちは、自分で考え、決断し、行動していきます。



その環境の中、彼らは、この2週間をやり遂げて、今、どんな気持ちなんでしょう?



棒アイスを食べながら、振り返りをしました。



今の気持ちは?


①棒アイスがおいしい(本当に今の気持ちですね)

②いろんな経験ができて、たのしかった

③もっと長くやりたかった

④まだ、やり足りない



次にやりたいキャンプはある?


この質問に対しては、あまり反応がなく、しばらくして、釣りキャンプぐらいでした。



今回のキャンプは、前半、釣りなど自然相手に遊ぶことが多く、後半は人と遊ぶ、または、なにかをつくることが多かったように思います。



自然相手に遊んでいると、遊びや、やりたいことが広がっていき、仲間ともいい雰囲気で過ごしていると感じました。しかし、遊び相手が人だけになると視野が狭くなるんでしょうか?人の指摘や文句が多く、雰囲気が悪くなることが多かったように感じました。これも大切なことなんですがね。



さて、この2週間キャンプをやり遂げると、次は無人島キャンプにチャレンジできる、となっています。しかし、以下の条件を満たしていないと難しいと考えています。


【なにもない環境だからこそ人間力が必要】


①自分たちなりに、個々で『たのしみ』を見つけ出せること


②ご飯づくりの準備、調理、魚をさばく、片付けなど、個々でできること


③周りの仲間と協力しながら、思いやりを持って行動できること


④仲間とぶつかり合った後、修復できること


⑤先を見通して、行動できること




今回の根っこキャンプでは、この5つのチカラがあるか?なければ育まれるキッカケを出せたらと考えていました。そして、子どもたちに、いろんな話をし、話し合いもしました。その中には、難しい話もあったと思います。今はわからなくても、必ずわかる時がくる、そう思っています。また、この2週間キャンプを終え、時間と共に育まれるものもあると考えています。



今回、キャンプに送り出していただきました親御さん、関係者のみなさん、おかげさまで無事終えることができました。


ありがとうございました。


引き続き、よろしくお願いいたします。