いよいよ今回から本題というところでしょうか。
まずは能力の基礎に迫るベクトルです。
そこに意識を向けて真っ先に出てきたのが読み書きそろばんという
安直にとらえるなら合っていそうです。
確かにこれは欠かすことのできない要素だと考えます。
なのでこのくらいを基礎として定義してみるのも悪くはありません
分かりやすさの観点からはそれが妥当な可能性も感じます。
しかしどことなくしっくりきませんでした。
折角の機会なのに考察の面白みがないのかもしれません。
本質に到達していない印象があるわけです。
実際にこれらも複合的な能力であるはずです。
例えば読みであればそれを支えるもっと原初的な能力があるはずで
つまりまだ分解できるレベルにあるわけです。
物理学に投影するのであればニュートン力学くらいの粒度での基礎
それはともかくひとまずここをとっかかりに掘り下げてみることに
一般的に基礎と呼ばれるそれら中にあるエッセンスを抽出すること
ということでまずは読みです。
黙読と音読が想定されるでしょう。
当然ながらこれらは厳密には同じ能力でもありません。
ただ共通部分もあるはずです。
ひとまずそこにフォーカスしてみました。
いずれにせよ読む対象に対する認識が大前提にあります。
多くの場合においてこれは活字の認知とも理解できそうです。
通常であればそこに特定の文字を音に結びつける作業だと推測しま
速読のように音を介さない方法もあるでしょうがナチュラルなもの
おそらく普通は文字である形からそれに該当する音を想起するわけ
そして音のつながりから意味を見出していくことになります。
つまり形態から音が連想されてその塊を意味としてキャッチする構
とはいえそれは一音ごとではなく一定のまとまりごとに認識される
ここは個人差が出やすいかもしれません。
その適切さが内容把握に影響を与えそうです。
そうとらえると加えてこのフレームを読む対象に合わせて調整する
こういった一つ一つが細分化された能力だと考えられます。
ひとまず4段階ないし5段階あるという仮説になります。
さらにまとまりをとらえるフレームは階層性を持つと思われます。
一度にとらえられるまとまりもあれば文単位だったり段落単位だっ
その最大が対象となる文章全体のフレームということでしょう。
題名がついているのであればそれと連動するフレームです。
こういったフレームのとらえやすさも個々によって違ってきそうで
段落単位は得意だけど章単位になると塊としてとらえられないとい
しかも意味を見出すところには奥深さがあります。
書かれている通りの意味を紐付けるのは意外に容易でもないかもし
本来的にはバイアスを持ち込まないのが望ましいわけです。
なかなか奥深いものです。
谷 孝祐
2023.10.15