能力を生かすエッセンス194 | 3年前のしこうの楽しみ

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小円筋からのつながりでローテーターカフに進みました。
回旋筋腱板です。
ひとまずそこについての簡単な理解からでしたがいかがだったでしょうか。
 

肩甲骨と上腕のつながりを感じられたでしょうか。
知識を入れれば当たり前ことですが今まで意識を向けたことがなかったかもしれません。
肩と腕が連結されている感覚が弱かった人もいたかもしれません。
 

いずれにせよ腕を動かす時の動作の起点に当たるはずです。
とはいえ直接的に何か作用する場所でもありません。
だから無意識になりやすいポイントとも推測されます。
 

しかしここから動かせれば体幹から腕を扱えることになります。
当然ながら軸もぶれにくくなります。
逆に腕先である手の方に重心が引っ張られればバランスも崩しやすくなります。
 

なので安定した状態を維持するのには重要だと考えられます。
これは基本的に身体レベルの効用ですがメンタリティにも影響することでしょう。
ささやかかもしれませんが不安や怖れに翻弄されにくくもなりそうです。
 

結果的にリラックス状態が維持されやすくなりそうです。
さて個別に深めていきましょう。
まずは棘上筋です。
 

ローテーターカフの中で最も重要とされたりもします。
背中側から見て三角筋の下の肩甲骨の上に横たわって上腕の最上部につながっているイメージです。
ということで直接触ることはしにくいものです。
 

でもイメージでとらえてみましょう。
右肩に左手や左肩に右手を乗せてみます。
この時に小指が腕の最上部にくるようにします。
 

もちろん厳密に正解を求める必要はなく大体で構いません。
そして肩を前後に動かします。
これによって肩甲骨の上がとらえやすくなると思います。
 

そのあたりの内側にこの筋肉があると感じてみましょう。
まずは勘違いでも構いません。
とにかく意識を合わせてみようとすることに意味があります。
 

ちなみにここは腕を真横に上げる働きを三角筋とともに行います。
弱くなったり硬くなったりすると肩の安定性が心許なくなるようです。
同時に炎症とともに痛みが出ることもあるらしいです。
 

知覚しにくい部分ですが認識しておきたいものです。

谷 孝祐
2021.8.22