能力を生かすエッセンス187 | 3年前のしこうの楽しみ

3年前のしこうの楽しみ

ブログの説明を入力します。

脊柱起立筋について細かくとらえ始めてみていかがでしょうか。
難しく感じたでしょうか。
一方でわかりやすくなった人もいるかもしれません。
 

より緻密に知覚しようとした方が意識が合わせやすいこともあるものです。
少なくとも想像以上にこの筋肉群の広がりをイメージできたことと思います。
いずれにせよ前回の話題になった腸肋筋が認識できると背中の感覚が変わることでしょう。
 

広さへの知覚がしやすくなります。
思っていたよりも幅がある感じがした人もいたはずです。
それだけでなく背面への察知力も高まると考えられます。
 

後ろを見るような感覚です。
もちろんそれは霊的なものにも働きます。
背筋がゾッとする体感にもここが関係しているかもしれません。
 

ということで少しでも意識しておきたいものです。
さて次は棘(きょく)筋です。
ここは最も内側の脊柱起立筋です。
 

つまり背骨に沿うようなものです。
なので脊柱起立筋群の最初に触ってみて確認したのはここだったかもしれません。
とにかく背骨の横を触ってみればわかると推測されます。
 

最初にコリっと動くところです。
ちなみに胸棘筋と頸棘筋と頭棘筋からなります。
名前の通りそれぞれの背面側にあるものです。
 

とはいえあえて区別しなくても良いかもしれません。
腸肋筋と同様に一本のラインとして認識できます。
ただ凝りを感じる時は別々に理解することも意味があるでしょう。
 

そんなわけで状況によってフレームを変えてとらえたいところです
いうならばここは直接的に背骨を真っ直ぐに支える柱のようなものでしょうか。
当然ながらそこまでの太さはありませんが似たような役割です。
 

実際に背骨に対する体感はここによるものとも推測されます。
要はここが発達していないと背筋の感覚も鈍いことになります。
なので重要度はひときわでしょう。
 

姿勢を保てているかどうかをセルフチェックするのにかなり寄与しているわけです。
またストレスによって痛みが出やすいのもここなのかもしれません
同じ姿勢をしていて疲れやすい人は手が届く範囲でマッサージしてみると良いかもしれません。
 

さするだけでも違ってくることもあるものです。
そして可能であれば棘筋と腸肋筋の両ラインで上半身を支える意図を持ってみましょう。
良い状態がこれだけで保ちやすくなる可能性はあります。

谷 孝祐
2021.7.4