新たなコンセプトのホテルにて | 3年前のしこうの楽しみ

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どことなく変化を感じる出来事がありました。
些細なものです。
しかしそれは何かの風穴なのかもしれません。
 

小さいけれどそれが大きな第一歩になることはあるものです。
これはホテルの話題です。
このご時世に意外なスタイルのものが続々オープンしているのを知りました。
 

なぜこの場所にと思うようなところです。
元々は車中泊を考えていて発見しました。
ということで試してみることにしました。
 

一般的にはビジネスホテルという感じでしょうか。
でもそのイメージよりは快適性を意識している印象です。
そして基本的に田舎にあります。
 

すぐ近くに有名観光スポットがあるわけでもありません。
これまでの先入観からしたら不釣り合いなイメージです。
誰が何の目的で泊まるのかと疑問になるくらいです。
 

その意味で既成概念の枠外とも言えます。
食事の提供はありません。
レストランがないのです。
 

素泊まり専用です。
お部屋のカテゴリーもキングとツインの違いがあるだけです。
ただ設えやベッドはそれなりな雰囲気です。
 

ともかく深夜に到着してみると道の駅に隣接して作られていることを知りました。
どうやらそういうコンセプトのようです。
まさに移動の中継地点という位置付けでしょう。
 

高速道路のサービスエリアにホテルが併設されているところがありますが同じようなものです。
とはいえ明らかにそれよりはしっかりしたクオリティでした。
空間の快適性もしっかり考えられている感じでした。
 

感心したのが引き戸でベッドルームとドア側を仕切れるのです。
ワンルームマンションのような感覚かもしれません。
良質な睡眠を意識しているのでしょうか。
 

要は寝ることに特化してそれ以外は最低限に抑えつつリラックス感を出したスタイルです。
ニーズマッチすれば相当リーズナブルだと思います。
いずれにせよ新たな選択肢ができたのは有難いことです。
 

今後もこのベクトルは増えていくのでしょうか。
どちらかといえばこのご時世が後押しになる気もします。

谷 孝祐
2021.6.19