滑稽な一面と二面の関係性 | 3年前のしこうの楽しみ

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またしても新聞の話題です。
なんだか少し滑稽な印象です。
だからこそ面白さもあります。
 

もちろんその紙面に問題があるわけでもありません。
それが世間の状況を表しているような感じだからです。
具体的には象徴的な不一致と言えるでしょうか。
 

一面は緊急事態宣言解除に関するものでした。
とはいえ多くの人がご存知のように匙加減が少し変わった程度かもしれません。
振り回される業種は大変です。
 

時短要請に応じない場合は過料を科すことができるのは意外でした
ただワクチン接種が進めば緩和していく展望があるようでした。
そこまでの辛抱というような振りです。
 

しかしそれが本当にどうなのかはわかりません。
ともかくめくった二面には水を刺すような記事がありました。
個人的には真新しい話ではありません。
 

ネットではすでに出ていた内容です。
接種先進国での感染再拡大が起きているということでした。
イギリスでは制限解除も先送りとのことです。
 

当然ながら誰かが狙ったわけでもないでしょう。
でもこのバランスは興味深いものでした。
ボケとツッコミのようなイメージです。
 

ちなみに記事には2回目の接種を拙速にと書かれていました。
一方でインド株には効果的でないという指摘もあります。
実際に現在蔓延しているのはそのようです。
 

アメリカでは2回接種した人でもすでに7000人以上が罹ったという話もあります。
そしてもう少しめくるとダメおしのような記事もありました。
日本でもその変異株が増加しているというのです。
 

ということでここから社会はどうなっていくのでしょうか。
ますます混迷かもしれません。
そうなって選挙となれば悩ましいものです。
 

現実的に感染症対策だけが争点ではないはずなのに世論はここのみに動かされかねません。
政権交代となれば安全保障のリスクが高まることもあり得ます。
不明瞭な動きながらも光の差す方へ進んでいる展望が絶たれかねません。
 

せめぎあいの時期とはそんなものなのでしょう。
どうなるにしても変わらない立ち位置を保ちたいものです。

谷 孝祐
2021.6.18