とあるホテルで食事をしました。
3ヶ月ぶりくらいでしょうか。
いつもお願いしているシェフのお料理です。
ということで珍しいことでもありません。
それでもいつも驚きがあります。
ちなみにインド人です。
だからスパイスを使うのは非常に上手です。
日本人には真似できない雰囲気です。
ともかく料理に対する視点が違うのでしょう。
いつも驚きがあります。
ある意味でセンセーショナルな発見をもたらしてくれるわけです。
もちろん今回もそうでした。
ただインパクトはいつも以上でした。
実際に力の入り具合が違っていた気はします。
このタイミングだから時間をかけられたのかもしれません。
特に印象的だったのは最初のコリアンダージュースでした。
ソースのようにかけたり直接飲むとのことでした。
パクチー嫌いは顔をしかめそうなものです。
一緒に出されたのは豆のお料理ですがそれも全て発芽したての状態
一見シンプルですがかなり手間のかかるものでしょう。
ともかく固定観念が外れました。
もちろん美味しいことに変わりありません。
問題のジュースも嫌なクセは除かれていて爽やかな印象でした。
むしろ癖になりそうな感じですらありました。
まさに食材の良さを引き出していたわけです。
そしていつになくヴィーガンらしさがありました。
どことなく烏賊かお魚料理に見立てたエリンギのローストが出てき
またタンドリーチキンならぬナスもありました。
いわゆる精進料理のモドキのエッセンスです。
当然ながらそれらしい雰囲気も出ていました。
枠外の料理で満足感を上げるのはかなり難しいことでしょう。
でもそれがマインドに余地を生み出す感じもしました。
正直なところ自分はこのエッセンスを取り入れることはできないと
そのくらい前提が違う味覚だったのです。
しかし良い刺激がどこかにつながることでしょう。
次の機会にもう少し既存の枠を外して料理に向き合ってみようと感
谷 孝祐
2021.6.17