能力を生かすエッセンス184 | 3年前のしこうの楽しみ

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脊柱起立筋への認識はいかがだったでしょうか。
触ってみれば概ね知覚しやすかったのではないかと思います。
人によってはここに負担がかかかりやすいということもあるかもしれません。
 

少し前屈みの状態が続いたりするとそういうこともありそうです。
微妙な姿勢の歪みに関係していたりするわけです。
ただそれだけでもありません。
 

ストレスの影響も出やすいようです。
そしてここの筋力不足や固まっていることでそれが波及しやすくもあります。
結果的に猫背とか腰痛や肩こりにつながるわけです。
 

この観点からも外圧への耐性の核とも言えるのかもしれません。
もしくは変化に対する許容度の肝とも考えられます。
あまり注目されている場所でもなさそうですが意外に重要だというわけです。
 

当然ながらリラックス度合いにも関わります。
むしろここが緊張していたら上半身全体に波及する感じです。
ともかく重視したいポイントと言えるわけです。
 

その理由はこの筋肉群のすぐ横に交感神経が走っていることにあるのだと思います。
そのためここの状態が悪化するとその働きが活発になりやすくなります。
いうならば体が闘いモードになりやすいというイメージでしょうか
 

心拍数や血圧を高めて脳や心臓などに血液を集中させて筋肉を緊張させるのです。
リラックスの逆です。
結果的に消化器系の働きが低下して便秘や下痢になったりもするそうです。
 

加えて体温調整がうまくいかずに冷や汗が出たり手足の先が冷たくなったりもするようです。
当然ながらこの状態が継続すれば睡眠を阻害することにもなるでしょう。
加えて免疫力の低下にもつながります。
 

心理的にもアップダウンしやすくなるかもしれません。
イライラや不安に飲み込まれることが増えそうです。
悲観的にとらえるとなかなかの悪循環です。
 

だからこそ注意したいポイントなわけです。
とはいえ少しほぐしにくいところなのかもしれません。
上から下まで手が届くかどうかは人によると推測します。
 

そもそも肩関節が固まりがちだったら窮屈な感じにもなるでしょう
さらに圧をかけると困難です。
つまりセルフマッサージが少し難しい可能性があるわけです。
 

でもその前段階として状態を認識することくらいはできるかもしれません。
少なくとも体調不良が何かあるのであればここを疑ってみるのも良いでしょう。
より正確に知るためにネットで画像を確認するものお勧めです。

谷 孝祐
2021.6.13