抑圧から解かれたような地域 | 3年前のしこうの楽しみ

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今年の初めての登山で感じたことです。
それは意外にも人がいたことです。
6月の平日なのにというところでしょうか。
 

少なくともこのご時世であることを感じさせないくらいでした。
歩いていても定期的に誰かに会うような雰囲気です。
山頂にもそれなりに休憩している人がいました。
 

なので神聖さや静謐な空気感はありませんでした。
いわゆる一昔前と同じようなイメージです。
バックカントリースキーから比べるとそれなりに違和感がありました。
 

どことなくテーマパークかのような様子です。
観光名所的とも言えるかもしれません。
この山が特別だったのでしょうか。
 

確かにアクセスのしやすさからその可能性はあります。
年配の方が比較的多そうでしたが年齢層はそれなりの幅がありました。
むしろ仕事の自由がききやすくなっているのかとも思います。
 

自分より若そうなグループもいくつかありました。
ただ実際のところは前泊の宿もそれなりにお客さんがいました。
小さいこともあってかキャパシティの半分くらい埋まっていた印象です。
 

その時点で少し前との違いを察知していました。
そして下山後に泊まったホテルはさらに人がいる印象でした。
もう通常営業に戻っているかの様子でした。
 

スタッフに聞いてみるとそれなりの稼働率とのことでした。
部分的にはそういう場所もあるのでしょう。
競合が少ないレベルではあります。
 

質も値段も国内最上級のランクかもしれません。
ちなみに1年弱ほど前にオープンしたところです。
もちろんそれなりに有名でしょう。
 

海外に行きにくいとこういうところに人が集まるのかとも思います
レストランでのディナーも2回転での案内でした。
だからといって余裕がないわけではありません。
 

そもそもの設計がゆとりに満ちています。
そんなことからなのか最近では当たり前になっているアクリル板等も置かれていませんでした。
この地域が特別なのでしょうか。
 

確かに元から観光客が押し寄せるような名所ではあります。
とはいえ世間の流れがどことなく切り替わっていることを目の当たりにした気がしたのでした。

谷 孝祐
2021.6.10