2020年の誕生日にて | 3年前のしこうの楽しみ

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個人的に新たな一年が始まりました。
だからどうということでもありません。
とはいえそれでも区切りであることは確かです。
 

何故でしょうか。
例年になくスタートのような気分があります。
やはり次なるステージなのかもしれません。
 

でもそれが具体的に何なのかはまだ掴みきれないものです。
ただ30代とは異なる流れが始まっていく予感があります。
本当に未知の感覚です。
 

書物で読んだことのある世界観からも離れていくのでしょうか。
確かにここ数年はそんなノックがいくつかあったと振り返ります。
それはともかくこれと同調するように現実的にも新たな第一歩となりました。
 

新居の建築の契約があったのです。
もちろんわざわざこの日に合わせたわけではありません。
たまたま業者とお互いの都合がついたまでです。
 

しかしやっと概略ができあがって展望が持てた印象です。
まさに先が見通せたわけです。
早めに計画開始したつもりでしたがすでにタイトな状況です。
 

雪が降る前にどこまで進むかが一つの勝負のようです。
うまくいっても少なくともここから一年強はかかります。
工事ができない期間があるためそれも仕方ありません。
 

比較的大きく手間もかかります。
まだ先は長い感じです。
そんなわけで実感がじっくり熟成していくような雰囲気もあります
 

ところが自分事と他人事の狭間にある感じもします。
少なくともこのことで内面的な揺れがあるわけでもありません。
平坦な日常の一端でしかないテンションです。
 

違いがあるとすればじわじわと腹が決まっていくことくらいでしょう。
人生最大のリスクテイクとも評価できそうですが無為自然に流れている様子です。
これは不思議な境地かもしれません。
 

注意してみれば今までに経験したことのない体感です。
あえて形容するなら密度の濃い空っぽという表現になります。
虚空でしょうか。
 

「ない」という存在で埋め尽くされて何も生じ得ないとも言えそうです。
共感を得られにくい状態ではありますがここからそれを深めていくことになるのでしょう。

谷 孝祐
2020.10.1