遅れた2020年の初登山 | 3年前のしこうの楽しみ

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今年初めての登山に出発です。
例年であれば4月のところが3か月遅れました。
いつもはスキーの終わりとともに登り始めていたわけです。
 

通常はそこから毎月1回のペースでした。
しかしこの数ヶ月は前泊の宿の自粛休業や飛行機の欠航のためにキャンセルになっていました。
つまり3回取り止めています。
 

ということで体がどれだけなまっているか想像もつきません。
運動といえば散歩程度でした。
あとはストレッチくらいです。
 

ジムにも少し行きましたが気休めのような回数で飽きてしまいました。
室内は結局向いていなかったのかもしれません。
ともかく数ヶ月にわたって本格的に動くようなことはありませんでした。
 

こんなことはいつぶりか分かりません。
それなのにいきなり山小屋泊を伴います。
本格的とはいかないまでもちょっとした縦走です。
 

昨年に決めていた7月のスケジュールがそうだったためです。
ちなみに当初は南アルプスを予定していました。
しかし今年は完全にクローズとのことです。
 

でも北アルプスの山小屋がオープンする日に当たったのです。
奇遇なものです。
いつもだったら混雑するようなところも静かに楽しめる可能性があります。
 

そんなわけで日帰りに変更するのではなく同じ日数で行程を組み直しました。
人気エリアでも今だからこそという気分でした。
こんなチャンスは滅多にないわけです。
 

冬からほとんど人の入っていない夏山は想像もつきません。
だから期待感も大きなものです。
一方で天気の懸念はあります。
 

梅雨明けまではかなり不確実なのです。
実際に前々日まで止める選択肢もありました。
雨の予報だったのです。
 

とはいえ山の天気は変わりやすいものです。
晴れとはいかなくても運良く景色を楽しめるかもしれません。
昨年も当初の予報がはずれて人の少ない南アルプスの空気を味わえました。
 

快晴よりもむしろ幽玄な世界を一期一会で味わえた感じでした。
そういったわけで決行することになりました。
どんな気づきや体感が得られるのでしょうか。
 

丁寧に向き合いながら安全に歩いてくることにします。

谷 孝祐
2020.7.15