雪道高速のトレーニング | 3年前のしこうの楽しみ

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ちょうど当たることもなかなかないものです。
まさに大当たりかもしれません。
とはいえ一般的にはかなり不運というところでしょう。
 

ちょうど移動するタイミングが関東平野にも雪が降る予報になったのです。
もちろんそれを避けて早めに出ることも考えました。
しかし何となくそんな気になりませんでした。
 

そのためには慌ただしく準備をしなければならなかったのです。
潜在意識はのんびりすることを求めていたのかもしれません。
また済ませておきたいことも終わっていなかったのでした。
 

実際にこの日はどことなく完了がテーマになっていたと振り返ります。
主観的にはそこまでではないものの1週間強戻らないから心のどこかで先送りは避けたかったのだと感じます。
そんなわけで元々の予定通り夕食を済ませてから車で出発しました
 

この時は予報に反してまだ雪は微かにちらつく程度でした。
意外に平気かと淡い期待が出るくらいでした。
でもそれは束の間のことでした。
 

15分も走れば完全に雪国の様相になりました。
そこから延々そのままです。
もちろん高速道路も同様でした。
 

まだ除雪が入る前だったのです。
ということで真っ白の箇所が非常に多くありました。
大雪とも言えるような勢いで降っていて視界も良くありません。
 

慣れていなければびっくりしてしまったことでしょう。
そんな道を延々と走ることになりました。
過去に何度となくスキーの往復で走っていますがここまでのことは初めてです。
 

真っ暗でカーブが分かりにくいところも結構ありました。
対向車線のライトが雪に反射して見えにくくなることも多々ありました。
当然ながら轍を走りますがそれでもハンドルを何度か取られそうにになりました。
 

でも途中でトレーニングの機会のような気がしてきました。
目で見ることに終始していたら疲れ切ってしまう状況です。
そんなわけでリラックスして視野を広くとり見えない部分を意識的に補いながら運転しました。
 

ポジティブにとらえれば車も少なく順調です。
リスクはそれなりにありますがいつもと違う異世界のような状況を楽しめます。
終盤は多少体に負担感が出てきましたが休憩なしに東京に到着しました。
 

不思議なこともあるものです。
いつもの7~8割程度のスピードで走っていたのに所要時間がさほど変わりませんでした。
無心だとそういうことが起こるのでしょうか。
 

偶然にも時間は存在しないという内容のベストセラーを買ったところだったので読むのが楽しみになったのでした。

谷 孝祐
2020.1.28